Toyota Camry (2018 year). Manual japanese — part 28

431

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

フックを持ってラゲージマット
を持ち上げる

フックを使ってラゲージマット
を固定する

応急修理キットを取り出す

タイヤパンク応急修理キットの取り出し方

1

2

3

432

7-2. 緊急時の対処法

パンクしたタイヤのバルブから
バルブキャップを取りはずす

応急修理キットをビニール袋から取り出す

ボトルに同封されているラベルは指定の位置へ貼り付けます。(手順

へ)

ホースをのばし、ホースから空気
逃がしキャップを取りはずす

空気逃がしキャップは再度使用するた
め、なくさないように保管してくださ
い。

ボトルのホースをパンクしたタ
イヤのバルブに接続する

ホース 先端を時計ま わりにまわ して
しっかりと最後までねじ込みます。

コ ン プ レ ッ サ ー の ス イ ッ チ が
OFF であることを確認する

応急修理するときは

1

2

10

3

4

5

433

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

コンプレッサーのゴム栓をはず

コンプレッサーの電源プラグを
取りはずす

コンプレッサーの電源プラグを
アクセサリーソケットに挿し込
む(→ P. 326)

コンプレッサーにボトルを接続
する

コンプレッサーの切欠き部とボトルの
台形マークの上端とが合う位置まで、
しっかりとボトルを挿し込んでくださ
い。

6

7

8

9

434

7-2. 緊急時の対処法

運転席から見やすい位置に、付属
のラベルを貼り付ける

タイヤの指定空気圧を確認する

運転席側の空気圧ラベルで確認するこ
とができます。(→ P. 373)

ハイブリッドシステムを始動する(→ P. 177)

コンプレッサーのスイッチを ON
にし、パンク補修液と空気を充填
する

10

11

12
13

435

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

空気圧が指定空気圧になるまで空気を充填する

一時的に空気圧計が 300 ∼
400 kPa

(3.0∼4.0 kg/cm

2

まで上昇し、徐々に減少します。

スイッチを ON にしてから約
1 ∼ 5 分程度で実際の空気圧
になります。

空気圧を確認するときは、コンプ
レッサーのスイッチを OFF にして
ください。空気の入れすぎに注意し
て、指定空気圧になるまで充填・確
認をくり返してください。

充填までに必要な時間は、約 5 ∼
20 分です(外気温により異なりま
す)。25 分以上充填しても指定空気
圧にならない場合は、応急修理でき
ません。コンプレッサーのスイッチ
を OFF にして、トヨタ販売店にご
連絡ください。

空気を入れすぎたときは、指定空気圧になるまで空気を抜いてください。

(→ P. 373, 478)

コンプレッサーのスイッチが OFF であることを確認した上で、アクセ
サリーソケットから電源プラグを抜き、タイヤのバルブからボトルの
ホースを取りはずす

ホースを取りはずすときにパンク補修液がもれる可能性があります。

14

1

2

15

436

7-2. 緊急時の対処法

バルブキャップを応急修理したタイヤのバルブに取り付ける

ボトルのホース先端に空気逃が
しキャップを取り付ける

空気逃がしキャップを取り付けないと
パンク補修液がもれ、車や衣服などが
汚れる可能性があります。

いったん、ボトルとコンプレッサーを接続したままトランクに収納す

タイヤ内のパンク補修液を均等に広げるために、ただちに約5 km、速
度 80 km/h 以下で安全に走行する

走行後、平坦な場所に停車して再
度、応急修理キットを接続する

ボトルのホースを接続する前に、空気
逃がしキャップを取りはずしてくださ

コンプレッサーのスイッチを数秒間 ON にしてから再度 OFF し、空
気圧を確認する

空気圧が 130 kPa (1.3
kg/cm

2

) 未満の場合:応急

修理できません。トヨタ販売
店にご連絡ください。

空気圧が 130 kPa (1.3
kg/cm

2

) 以上、指定空気圧

未満の場合:手順

空気圧が指定空気圧(→

P.

373)の場合:手順

16
17

18

19

20

21

1

2

22

3

23

437

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

コンプレッサーのスイッチをONにして指定空気圧まで空気を充填し、
再度約5 km 走行後にあらためて手順

から実施する

ボトルのホース先端に空気逃が
しキャップを取り付ける

空気逃がしキャップを取り付けないと
パンク補修液がもれ、車や衣服などが
汚れる可能性があります。

ボトルとコンプレッサーを接続したままトランクに収納する

急ブレーキ、急加速、急ハンドルを避け、走行距離が約 100km 以内、
80km/h 以下の速度で、トヨタ販売店まで慎重に運転する

タイヤの修理・交換、応急修理キットの処理についてはトヨタ販売店にご相談くだ
さい。

トヨタ販売店でタイヤを修理・交換するときに、パンク補修液注入済みであること
を必ずお伝えください。

22

20

23

24
25

438

7-2. 緊急時の対処法

空気を入れすぎてしまったとき

タイヤからボトルのホースを取りはずす

ホースから空気逃がしキャップを取りはずし、ホースを再接続する

コンプレッサーのスイッチを数秒間 ON にし、OFF にしてから空気圧計を確認
する
指定空気圧より低いときは、再度、コンプレッサーのスイッチを ON にし、指定
空気圧になるまで空気を充填してください。

応急(パンク)修理キットを使用したとき

空気圧が正確に計測できなくなることがあります。できるだけ早くトヨタ販売
店で点検を受け、空気圧バルブ/送信機を交換してください。

タイヤの指定空気圧に達していても、タイヤ空気圧警告灯が点灯する可能性が
あります。

応急修理キットの点検について

パンク補修液の有効期限の確認は定期的に行ってください。有効期限はボトル
に表示されています。

有効期限が切れたパンク修理液は使用しないでください。応急修理キットによ
る修理が正常にできない場合があります。

有効期限が切れる前に交換してください。交換については、トヨタ販売店にご
相談ください。

補修液を廃棄するときは

補修液には環境に有害な物質が含まれています。補修液のボトル、および補修液
の廃棄が必要な際は、トヨタ販売店、または都道府県知事の許可を受けた、専門
の廃棄物処理業者に処理をご依頼ください。

知識

ボトルのホース先端に空気逃がしキャッ
プを取り付け、キャップの突起部をタイヤ
のバルブに押しあて、空気を抜く

1

2

3

4

439

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

応急修理キットについて

パンク補修液ボトル1本でタイヤ1本を1回応急修理できます。使用したパンク
補修液の交換は、トヨタ販売店にご相談ください。コンプレッサーは、くり返
し使用できます。

外気温度が− 40 ℃∼ 60 ℃のときに使用できます。

応急修理キット搭載車両の装着タイヤ専用です。指定タイヤサイズ以外のタイ
ヤや、他の用途には使用しないでください。

パンク補修液が衣服に付着すると、シミになる場合があります。

パンク補修液がホイールやボデーに付着した場合、放置すると取れなくなるお
それがあります。ぬれた布などですみやかにふき取ってください。

応急修理キット作動中は、大きな音がしますが故障ではありません。

タイヤ空気圧の点検や調整には使用しないでください。

警告

タイヤがパンクしているときは

タイヤがパンクした状態で走行を続けないでください。
短い距離でもパンクしたタイヤで走行すると、タイヤおよびホイールが損傷し
修理できなくなります。パンクした状態で走行を続けると、タイヤ側面に円周
状の溝ができる場合があります。この状態で応急修理キットを使用すると、タ
イヤが破裂する危険があります。

応急修理キットについて

応急修理キットは指定の位置に収納してください。
急ブレーキ時などに応急修理キットが飛び出したりして破損したり、思わぬ事
故につながるおそれがあり危険です。

応急修理キットはお客様の車専用です。他の車には使わないでください。他の
車に使うと思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

指定タイヤサイズ以外のタイヤや他の用途には使用しないでください。パンク
修理が完全に行われず、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

パンク補修液について

誤って飲み込むと健康に害があります。その場合はできるだけたくさんの水を
飲み、ただちに医師の診察を受けてください。

もし目に入ったり、皮膚に付着したりした場合には、水でよく洗い流してくだ
さい。それでも異常を感じたときは、医師の診察を受けてください。

440

7-2. 緊急時の対処法

警告

パンクしたタイヤを応急修理するとき

車両を安全で平坦な場所に停止させてください。

走行直後、ホイールやブレーキまわりなどにはふれないでください。
走行直後のホイールやブレーキまわりは高温になっている可能性があるため
手や足などがふれると、やけどをするおそれがあります。

タイヤを車両に取り付けた状態で、バルブとボトルのホースをしっかりと接続
してください。ホースの接続が不十分な場合、空気がもれたり、パンク補修液
が飛散したりするおそれがあります。

空気充填中にボトルのホースがはずれると、圧力でホースが暴れ大変危険で
す。

空気充填後は、ボトルのホースを取りはずすときや空気を抜くときにパンク補
修液が飛散する場合があります。

作業手順に従って応急修理を行ってください。
手順どおりに行わないとパンク補修液が噴出する場合があります。

破裂の危険があるので、応急修理キットの作動中は補修中のタイヤから離れて
ください。タイヤに亀裂や変形が発生している場合、ただちにコンプレッサー
のスイッチを OFF にし、修理を中止してください。

応急修理キットは、長時間作動させるとオーバーヒートする可能性がありま
す。40 分以上連続で作動させないでください。

応急修理キットが作動すると部分的に熱くなります。使用中または使用後の取
り扱いには注意してください。ボトルとコンプレッサー接続箇所付近の金属部
分は特に熱くなるのでふれないでください。

速度制限シールは指定位置以外に貼らないでください。ハンドルのパッド部分
などの SRS エアバッグ展開部に貼ると、SRS エアバッグが正常に作動しな
くなるおそれがあります。

補修液を均等に広げるための運転について

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、車両のコントロールが不能となり、重大な傷害を受け
たり、最悪の場合死亡事故につながるおそれがあります。

低速で慎重に運転してください。特にカーブや旋回時には注意してください。

車がまっすぐ走行しなかったり、ハンドルをとられたりする場合は、運転を中
止し、次のことを確認してください。

・ タイヤを確認してください。タイヤがホイールからはずれている可能性が

あります。

・ 空気圧を確認してください。130 kPa(1.3 kg/cm

2

)未満の場合は、タ

イヤが大きなダメージを受けている可能性があります。

441

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

注意

応急修理をするとき

タイヤに刺さった釘やネジを取り除かずに応急修理を行ってください。
取り除いてしまうと、応急修理キットでは応急修理ができなくなる場合があり
ます。

応急修理キットに防水機能はありません。降雨時などは、水がかからないよう
にして使用してください。

砂地などの砂ぼこりの多い場所に直接置いて使用しないでください。砂ぼこり
などを吸い込むと、故障の原因になります。

応急修理キットは倒れた状態では正常に作動しません。必ず立ててご使用くだ
さい。

応急修理キットについて

応急修理キットは DC12V 専用です。他の電源での使用はできません。

応急修理キットにガソリンがかかると、劣化するおそれがあります。ガソリン
がかからないようにしてください。

応急修理キットはビニール袋に入れて砂ぼこりや水を避けて収納してくださ
い。

応急修理キットは指定の位置に収納し、お子さまが誤って手をふれないようご
注意ください。

分解・改造などは絶対にしないでください。また、空気圧計などに衝撃を与え
ないでください。故障の原因になります。

442

7-2. 緊急時の対処法

地面が固く平らで安全な場所に移動する

パーキングブレーキをかける

シフトレバーを P に入れる

ハイブリッドシステムを停止する

非常点滅灯を点滅させる

パンクしたときは(応急用タイヤ装着車)

パンクしたタイヤを、備え付けの応急用タイヤと交換してください。

(タイヤについての詳しい説明は P. 369 を参照してください)

警告

タイヤがパンクしたときは

パンクしたまま走行しないでください。
短い距離でも、タイヤとホイールが修理できないほど損傷したり、思わぬ事故
につながるおそれがあり危険です。

ジャッキで車体を持ち上げる前に

443

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

工具とジャッキの位置

ラゲージマット

ホイールナットレンチ

ジャッキ

応急用タイヤ

けん引フック

ジャッキハンドル

1
2
3

4
5
6

444

7-2. 緊急時の対処法

警告

ジャッキの使用について

次のことをお守りください。
ジャッキの取り扱いを誤ると、車が落下して重大な傷害におよぶか、最悪の場
合死亡につながるおそれがあります。

ジャッキはタイヤ交換・タイヤチェーン取り付け・取りはずし以外の目的で使
用しない

備え付けのジャッキは、お客様の車にしか使うことができないため、他の車に
使ったり他の車のジャッキをお客様の車に使用したりしない

ジャッキはジャッキセット位置に正しくかける

ジャッキで支えられている車の下に体を入れない

車がジャッキで支えられている状態で、ハイブリッドシステムを始動したり車
を走らせない

車内に人を乗せたまま車を持ち上げない

車を持ち上げるときは、ジャッキの上または下にものを置かない

車を持ち上げるときは、タイヤ交換できる高さ以上に上げない

車の下にもぐり込んで作業する場合は、ジャッキスタンドを使用する

車を下げるときは、周囲に人がいないことを確認し、人がいるときは声をかけ
てから下げる

注意

ジャッキを使用するときに車体の損傷を防ぐために

車両うしろ側のジャッキポイント付近にあ
る金具(図で示す位置)にジャッキをかけ
ないでください。車体が損傷するおそれが
あります。

445

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

フックを持ってラゲージマット
を持ち上げる

フックを使ってラゲージマット
を固定する

ジャッキを取り出す

フックを持ってラゲージマット
を持ち上げる

ジャッキの取り出し方

1

2

3

応急用タイヤの取り出し方

1

446

7-2. 緊急時の対処法

フックを使ってラゲージマット
を固定する

ツールトレイを取り出す

留め具をはずして応急用タイヤ
を取り出す

2

3

4

警告

応急用タイヤを収納するとき

ボデーと応急用タイヤとのあいだに、指などを挟まないように注意してくださ
い。

Была ли эта страница вам полезна?
Да!Нет
7 посетителей считают эту страницу полезной.
Большое спасибо!
Ваше мнение очень важно для нас.

Нет комментариевНе стесняйтесь поделиться с нами вашим ценным мнением.

Текст

Политика конфиденциальности