Toyota Camry (2018 year). Manual japanese — part 27
415
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
警告灯がついたときは
警告灯が点灯または点滅したままの場合は、落ち着いて次のように対処
してください。なお、点灯・点滅しても、その後消灯すれば異常ではあ
りません。ただし、同じ現象が再度発生した場合は、トヨタ販売店で点
検を受けてください。
警告灯・警告ブザー一覧
警告灯
警告灯名・警告内容・対処方法
(赤色)
ブレーキ警告灯
・ ブレーキ液の不足
・ ブレーキ系統の異常
→ ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連絡してくだ
さい。走行を続けると危険です。
(黄色)
電子制御ブレーキ警告灯
・ 回生ブレーキシステムの異常
・ 電子制御ブレーキシステムの異常
・ 電動パーキングブレーキシステムの異常
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
エンジン警告灯
・ ハイブリッドシステムの異常
・ エンジン電子制御システムの異常
・ 電子制御スロットルの異常
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
SRS エアバッグ/プリテンショナー警告灯
・ SRS エアバッグシステムの異常
・ プリテンショナー付きシートベルトシステムの異常
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
416
7-2. 緊急時の対処法
ABS &ブレーキアシスト警告灯
・ ABS の異常
・ ブレーキアシストの異常
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
(点滅)
パーキングブレーキ表示灯(警告ブザー
※1
)
パーキングブレーキが完全にかかっていない、または解除さ
れていない可能性があります。
→ パーキングブレーキスイッチを再度操作してください。
パーキングブレーキが解除されていないときは点灯します。
解除後、消灯すれば正常です。
(点滅)
ブレーキホールド作動表示灯
ブレーキホールドシステムの異常
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
(赤色/黄色)
パワーステアリング警告灯(警告ブザー)
EPS(エレクトリックパワーステアリング)の異常
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
(黄色)
LDA 表示灯
LDA(レーンディパーチャーアラート[ステアリング制御機
能付き])の異常
→ マルチインフォメーションディスプレイに「LDA 現在利用
できません」が表示された場合は、いったん LDA を OFF に
して、しばらくしてから再度 LDA を ON にしてください。
( → P. 234)
それ以外のメッセージが表示された場合は、メッセージの指
示に従ってください。
警告灯
警告灯名・警告内容・対処方法
417
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
スリップ表示灯
警告灯が点灯した場合:
・ VSC システムの異常
・ TRC システムの異常
・ ABS の異常
・ ヒルスタートアシストコントロールシステムの異常
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
警告灯が点滅した場合:
ABS・VSC・TRC システムが作動していることを表します。
(点滅または点灯)
PCS 警告灯
炎天下や極寒の環境、またはセンサーが汚れているなどの状
況のため一時的に作動しない、またはプリクラッシュセーフ
ティシステムの異常(→ P. 230, 421)
→ マルチインフォメーションディスプレイに表示されている
メッセージを確認してください。(→ P. 230, 421)
プリクラッシュセーフティシステムが OFF、または VSC
(ビークルスタビリティコントロール)システムが停止してい
るときも点灯します。
→ P. 230
(点滅)
ICS OFF 表示灯
★
ブザーが鳴った場合 :
インテリジェントクリアランスソナーの異常
→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
ブザーが鳴らなかった場合 :
センサー部の汚れなどによりシステムが一時的に使用できな
い
→ 汚れなどを取り除いてください。
燃料残量警告灯
燃料の残量が約 6.7L 以下になった
→ 燃料を補給する
シートベルト非着用警告灯(警告ブザー
※2
)
運転席・助手席シートベルトの非着用
→ シートベルトを着用する
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
警告灯
警告灯名・警告内容・対処方法
418
7-2. 緊急時の対処法
※1
パーキングブレーキをかけたまま車速が 5km/h をこえると、警告ブザーが鳴
ります。
※2
運転席・助手席シートベルト非着用警告ブザー:
運転席・助手席シートベルト非着用のまま車速が約 20km/h 以上になると警
告ブザーが 1 回鳴ります。その後も運転席・助手席シートベルトを非着用のま
ま 24 秒を経過すると、6 秒間断続的に鳴り、さらにブザーの音がかわり 90
秒間鳴ります。
■
シートベルト非着用警告灯の乗員検知センサーの作動について
●
助手席に乗員がいなくても、シートに荷物などを置くと、センサーが重量を検
知して警告灯が点滅することがあります。
●
助手席に座布団などを敷くと、センサーが乗員を検知せず警告灯が作動しない
ことがあります。
■
パワーステアリング警告灯/警告ブザーについて
補機バッテリーの充電が不十分な場合、または一時的に電圧が下がった場合に警
告灯が点灯し、警告ブザーが鳴ることがあります。
タイヤ空気圧警告灯
・ パンクによるタイヤ空気圧の低下
・ 自然要因によるタイヤ空気圧の低下
・ タイヤ空気圧警報システムの異常
→ ただちに安全な場所に停車し、対処方法(→ P. 419)に
従ってください。
マスターウォーニング
システムの異常時にブザーと共に点灯・点滅し、マルチイン
フォメーションディスプレイに警告メッセージを表示しま
す。
→ P. 421
知識
警告灯
警告灯名・警告内容・対処方法
419
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
■
タイヤ空気圧警告灯が点灯した場合
タイヤがパンクしていないか確認してください。
パンクしているときは : → P. 427, 442
パンクしていないときは :
パワースイッチを OFF にしたあとで再度 ON モードにして、タイヤ空気圧警告
灯が点灯しているか点滅しているかを確認してください。
X
タイヤ空気圧警告灯が点灯した場合
タイヤが十分に冷えてから空気圧を確認し、適切な値に調整してください。
数分たっても警告灯が消灯しない場合は、指定空気圧であることを確認し、タイ
ヤ空気圧警報システムの初期化を行ってください。( → P. 371)
初期化を行ってから数分たっても警告灯が消灯しない場合は、ただちにトヨタ販
売店で点検を受けてください。
X
タイヤ空気圧警告灯が 1 分間点滅したあとに点灯した場合
タイヤ空気圧警報システムに異常があるおそれがあります。ただちにトヨタ販売
店で点検を受けてください。
■
自然要因によるタイヤ空気圧警報について
自然な空気もれ、外気温による空気圧の変化など、自然要因によりタイヤ空気圧
警告灯が点灯することがあります。この場合、タイヤ空気圧を適切な値に調整し
てください。数分後に警告灯が消灯します。
■
応急用タイヤ
★
に交換した場合
応急用タイヤには空気圧バルブ/送信機は装備されていません。タイヤがパンク
した場合、応急用タイヤに交換しても空気圧警告灯は消灯しません。
■
タイヤ空気圧警報システムが正常に働かないおそれがある状況
→ P. 374
■
警告ブザーについて
状況によっては、外部の騒音やオーディオの音などにより、ブザー音が聞こえな
い場合があります。
1
2
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
420
7-2. 緊急時の対処法
警告
■
ABS 警告灯とブレーキ警告灯が同時に点灯したときは
ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店にご連絡ください。
ABS またはブレーキアシストシステムに異常が発生しているだけでなく、強め
のブレーキの際に車両が不安定になるおそれがあり、重大な傷害におよぶか、
最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
■
パワーステアリング警告灯が点灯したときは
黄色に点灯したときは操作力補助が制限され、赤色に点灯したときは操作力補
助がなくなるため、ハンドル操作が非常に重くなることがあります。
ハンドル操作が通常より重いときは、ハンドルをしっかりと持ち、通常より強
く操作してください。
■
タイヤ空気圧警告灯が点灯した場合
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、駆動系部品の損傷や不安定な操縦特性により、重大な
傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
●
できる限り速やかに安全な場所に停車し、タイヤ空気圧を調整してください。
●
タイヤ空気圧を調整したあとも警告灯が点灯する場合はタイヤがパンクして
いる可能性があります。タイヤを確認し、パンクしている場合はスペアタイヤ
に交換するかタイヤパンク応急修理キットで応急修理し、最寄りのトヨタ販売
店でタイヤを修理してください。
●
急ハンドル・急ブレーキを避けてください。
タイヤの状態が悪化すると、ハンドル操作やブレーキが効かなくなるおそれが
あります。
■
タイヤの破裂、突然の空気もれが発生した場合
急激にタイヤ空気圧が低下した場合は、タイヤ空気圧警報システムによる警報
ができない場合があります。
注意
■
タイヤ空気圧警報システムについての注意
●
純正ホイール以外を使用した場合、バルブ/送信機から発信する電波の飛び方
がかわり、システムが正常に作動しないことがあります。
●
構造・メーカー・銘柄・トレッドパターンが異なるタイヤを使用しないでくだ
さい。タイヤ空気圧警報システムが正常に作動しないことがあります。
●
タイヤ空気圧警告灯の点灯および点滅は、初期化操作(→ P. 371)では解除
できません。
421
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
マスターウォーニング
マルチインフォメーションディスプレ
イに警告メッセージが表示されている
とき、点灯・点滅します。
マルチインフォメーションディ
スプレイ
対処方法
マルチインフォメーションディスプレ
イのメッセージに従ってください。
処置後に再度メッセージが表示されたときは、トヨタ販売店へご連絡く
ださい。
警告メッセージが表示されたときは
マルチインフォメーションディスプレイには、システムの故障や誤った
操作をしたときの警告、メンテナンスが必要であることをお知らせする
メッセージが表示されます。メッセージが表示されたときは、メッセー
ジの内容に従って対処してください。
1
2
3
422
7-2. 緊急時の対処法
メッセージの内容によって警告灯や警告ブザーの作動が次のように切り
かわります。販売店で点検をするように表示されたときは、ただちにト
ヨタ販売店で点検を受けてください。
上記の点灯状況、ブザーの吹鳴状況と異なる場合があります。その際は
表示された内容に従ってすみやかに対応してください。
※
メッセージを最初に表示したときに作動します。
メッセージと警告作動
専用
警告灯
警告ブザー
※
警告内容
点灯
あり
走行にかかわるシステムの故障や、
そのまま放置すると思わぬ危険を招
くおそれがあるなどの重要なメッ
セージを意味します。
点灯また
は点滅
あり
表示されたシステムに故障のおそれ
があるなどのメッセージを意味しま
す。
点滅
あり
車両への損傷や、思わぬ危険を招く
おそれがあるなどのメッセージを意
味します。
点灯
なし
電装品の故障や状態、メンテナンス
のお知らせなどのメッセージを意味
します。
点滅
なし
車両を正しく操作していない場合
や、操作方法のアドバイスなどを意
味します。
423
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
■
警告メッセージについて
文中の警告メッセージの表示は、使用状況や車両の仕様により実際の表示と異な
る場合があります。
■
専用警告灯について
次の内容のメッセージが表示されたときは、マスターウォーニングが点灯・点滅
しません。その場合は個別の専用警告灯表示を行います。
●
ABS の異常
ABS &ブレーキアシスト警告灯が点灯します。( → P. 416)
●
ブレーキ系統の異常
電子制御ブレーキ警告灯が点灯します。( → P. 415)
●
タイヤ空気圧警報システムの異常
タイヤ空気圧警告灯が点灯します。( → P. 418)
●
燃料の残量が少なくなった
燃料残量警告灯が点灯します。( → P. 417)
■
取扱書の確認を指示する警告メッセージが表示されたとき
●
次のメッセージが表示されたときは、故障している可能性があります。
ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連絡してください。走行を続け
ると危険です。
・「故障のためブレーキ力が低下 安全な場所に停車して取扱書を確認」
・「エンジン油圧不足 安全な場所に停車して取扱書を確認してください」
・「充電システム故障 安全な場所に停車して取扱書を確認してください」
●
次のメッセージが表示されたときは、故障している可能性があります。
ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
・「ハイブリッドシステム故障」
・「エンジン系故障」
・「バッテリー系故障」
・「アクセル系故障」
・「スマートエントリー&スタートシステム故障 取扱書を確認」
●
「エンジン冷却水高温 安全な場所に停車して取扱書を確認してください」が表
示されたときは、対処方法 ( → P. 465) に従ってください。
●
「駆動用電池の冷却部品のメンテナンス必要 取扱書を確認」が表示されたとき
は、対処方法 ( → P. 424) に従ってください。
●
「補機バッテリー(始動用) 充電不足 取扱書を確認してください」が表示された
ときは、対処方法 ( → P. 424) に従ってください。
知識
424
7-2. 緊急時の対処法
■
「ハイブリッドシステム高温 出力制限中です」が表示されたとき
負荷の高い走行状況(例えば、長い上り坂を走行)のときにメッセージが表示さ
れる場合があります。
対処方法→ P. 467
■
「駆動用電池の冷却部品のメンテナンス必要 取扱書を確認」が表示されたとき
フィルターが目づまりしている、冷却用の吸入口がふさがれている、またはダク
トにすき間があるなどが考えられます。
●
駆動用電池冷却用吸入口/フィルターが汚れている場合は、P. 385 の要領で清
掃してください。
●
駆動用電池冷却用吸入口/フィルターが汚れていないのにメッセージが表示さ
れたときは、トヨタ販売店で点検を受けてください。
■
「補機バッテリー(始動用)充電不足 取扱書を確認してください」が表示された
とき
●
数秒後
※
に表示が消えたときは
約 15 分以上、ハイブリッドシステムが作動した状態を保持し、補機バッテリー
を充電してください。
●
表示が消えないときは
「補機バッテリーがあがったときは」(→ P. 459)の手順でハイブリッドシス
テムを始動してください。
※
約 6 秒間表示されます。
■
「駆動用電池保護が必要 N レンジの使用を控えてください」が表示されたとき
シフトレバーが N のときにメッセージが表示されることがあります。
シフトレバーが N では充電できないため、停車するときはシフトレバーを P に
してください。
■
「駆動用電池保護が必要 P レンジにして再始動してください」が表示されたとき
一定時間シフトレバーが N になっていると、駆動用電池の残量が低下し、メッ
セージが表示されます。
車両を動かす場合は、シフトレバーを P にして、ハイブリッドシステムを再始動
してください。
■
「駐車時は P レンジに入れてください」が表示されたとき
シフトレバーが P 以外でパワースイッチを OFF にせずに運転席ドアが開いたと
きにメッセージが表示されます。
駐車時は P にしてください。
■
「N レンジです アクセルを緩めて希望レンジに切りかえてください」が表示された
とき
シフトレバーがNで、アクセルペダルを踏んだときにメッセージが表示されます。
アクセルペダルから足を離し、シフトレバーを D または R にしてください。
425
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
■
「停車時はブレーキを踏んでください」が表示されたとき
上り坂などでの停車時にアクセルペダルを踏んで車両を保持するとメッセージ
が表示される場合があります。
そのままの状態を続けるとハイブリッドシステムが過熱するおそれがあります。
アクセルペダルから足を離し、ブレーキペダルを踏んでください。
■
「バッテリー保護のため自動で電源を Off しました」が表示されたとき
自動電源 OFF 機能が作動したときにメッセージが表示されます。
次回ハイブリッドシステム始動時にエンジン回転数を少し高めにし、約 5 分間そ
の回転数を保持し補機バッテリーを充電してください。
■
「新しいキーが登録されました 詳しくは販売店に問い合わせください」が表示さ
れたとき
追加で新しく電子キーが登録された場合、車外から開錠して運転席ドアを開けた
ときにメッセージが表示されることが 1 週間程続きます。
電子キーの登録をした覚えがないにも関わらずメッセージが表示されたときは、
お持ちの電子キー以外に登録されている電子キーがないかをトヨタ販売店で確
認してください。
■
「ヘッドランプシステム故障 販売店で点検してください」が表示されたとき
次のシステムに異常があるおそれがあります。ただちにトヨタ販売店で点検を受
けてください。
●
LED ヘッドランプ
●
ヘッドランプオートレベリングシステム
●
オートマチックハイビーム
■
「前方カメラ一時使用不可 しばらくお待ちください」または「前方カメラ一時使
用不可 ガラスの汚れや曇りを取ってください」 が表示されたとき
次のシステムが一時的もしくは対処を行うまで使用できなくなります。
(→ P. 230, 415)
●
PCS(プリクラッシュセーフティシステム)
●
LDA(レーンディパーチャーアラート[ステアリング制御機能付き])
●
レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)
●
オートマチックハイビーム
■
「エンジンオイル量不足 補充するか、交換してください」が表示されたとき
エンジンオイルが不足しているときにメッセージが表示されます。エンジンオイ
ル量を点検し、オイルを補給してください。
また、傾斜路などに停車したときに表示される場合があります。水平な路面に移
動し、メッセージが表示されるか確認してください。
■
警告ブザーについて
→ P. 419
426
7-2. 緊急時の対処法
注意
■
「電力消費が大きいため一部の空調・ヒータ作動を制限中です」 がひんぱんに表
示されるとき
充電系の異常や補機バッテリーが劣化している可能性があります。トヨタ販売
店で点検を受けてください。
■
「補機バッテリー(始動用)充電不足 取扱書を確認してください」がひんぱんに
表示されるとき
補機バッテリーが劣化している可能性があります。その状態で放置しておくと、
補機バッテリーのバッテリーあがりを起こすおそれがあるため、トヨタ販売店
で補機バッテリーの点検を受けてください。
■
「駆動用電池を点検してください」が表示されたとき
駆動用電池の点検・交換時期になったことをお知らせしています。すみやかに
トヨタ販売店で点検を受けてください。
●
駆動用電池の点検を受けないまま車を使用し続けると、ハイブリッドシステム
を始動することができなくなります。
●
万一、ハイブリッドシステムが始動できなくなったときは、ただちにトヨタ販
売店へご連絡ください。
427
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
パンクしたときは
(タイヤパンク応急修理キット装着車)
タイヤパンク応急修理キット装着車には、スペアタイヤが搭載されてい
ません。
タイヤがパンクしたときは、タイヤパンク応急修理キットで応急修理す
ることができます。釘やネジなどが刺さった程度の軽度なパンクを応急
修理できます。(パンク補修液 1 本につき、応急修理できるタイヤは 1
本です)パンクしたタイヤの損傷状況により、応急修理キットでは応急
修理できない場合があります。(→ P. 428)
タイヤパンク応急修理キットで応急修理したタイヤの修理・交換につい
ては、トヨタ販売店にご相談ください。
警告
■
タイヤがパンクしたときは
パンクしたまま走行しないでください。
短い距離でも、タイヤとホイールが修理できないほど損傷したり、思わぬ事故
につながるおそれがあり危険です。
428
7-2. 緊急時の対処法
●
地面が固く平らで安全な場所に移動する
●
パーキングブレーキをかける
●
シフトレバーを P にする
●
ハイブリッドシステムを停止する
●
非常点滅灯を点滅させる
●
タイヤの損傷程度を確認する
釘やネジなどが刺さっている場
合のみ、タイヤを応急修理してく
ださい。
・ タイヤに刺さっている釘やネ
ジなどは抜かないでください。
抜いてしまうと穴が大きくな
りすぎ、応急修理ができなくな
ることがあります。
・ パンク補修液がもれないようにするため、パンク箇所が分かってい
る場合は、パンク箇所が上になるように車両を移動してください。
■
応急修理キットで修理できないパンク
次の場合は、応急修理キットでは応急修理できません。トヨタ販売店にご連絡く
ださい。
●
タイヤ空気圧が不十分な状態で走行してタイヤが損傷しているとき
●
タイヤ側面など、接地面以外に穴や損傷があるとき
●
タイヤがホイールから明らかにはずれているとき
●
タイヤに 4mm 以上の切り傷や刺し傷があるとき
●
ホイールが破損しているとき
●
2 本以上のタイヤがパンクしているとき
●
1 本のタイヤに 2 箇所以上の切り傷や刺し傷があるとき
応急修理する前に
知識
429
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
※
ジャッキの使い方(→ P. 447)
タイヤパンク応急修理キット・工具の搭載位置
ラゲージマット
タ イヤ パン ク応 急修 理キ ット
(ボトル)
タ イヤ パン ク応 急修 理キ ット
(コンプレッサー)
ジャッキ
※
ホイールナットレンチ
ジャッキハンドル
けん引フック
1
2
3
4
5
6
7
430
7-2. 緊急時の対処法
■
ボトル
ホース
空気逃がしキャップ
速度制限ラベル
■
コンプレッサー
電源プラグ
ゴム栓
空気圧計
電源スイッチ
タイヤパンク応急修理キットの内容/各部の名称
1
2
3
1
2
3
4
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