Toyota Pixis Mega (2016 year). Manual japanese — part 15
車を運転するにあたって
217
車を運転するにあたって
*
ABS(EBD 機能付)
急制動時や滑りやすい路面における制動時には、車輪がロックして方向安定性と操舵能力
が低下することがあります。ABS は、このような状況下に発生する車輪ロックを防止して
操舵能力を確保しようとする装置です。
▼
EBD
Electronic Brake force Distribution(電子制動力配分制御)の略で、車両の走行状
態や積載状態に応じて最適な制動力配分を行う機能です。積載時のブレーキの効きを確保
することができます。
●
ABS を過信しないでください。ABS が作動した状態でも車両の方向安定性や操舵性の確
保には限界があります。無理な運転は思わぬ事故につながり、生命にかかわる重大な傷害
を受けるおそれがあり危険です。
●
下記の場合などには ABS の付いていない車両に比べ、制動距離が長くなることがあり、
事故につながるおそれがあります。速度を控えて十分に車間距離を取ってください。
●
ジャリ道、新雪路を走行しているとき
●
タイヤチェーンを装着しているとき
●
道路の継ぎ目などの段差を乗り越えるとき
●
凹凸道などの悪路を走行しているとき
●
タイヤ空気圧が適正空気圧より高いときに荒れた路面を走行したとき
●
低速(約 10km/h 以下)では、ABS は作動せず、普通のブレーキと同じ作動になります。
●
エンジンスイッチを
“ON”
にすると、
メーター内の ABS 警告灯が点灯し、数秒後に消灯します。
●
走行中に ABS 警告灯が数秒間点灯しても、その後、消灯すれば異常ではありません。た
だし、点灯・消灯を繰り返す場合は、トヨタ販売店で点検を受けてください。
●
エンジン始動時や始動後最初の走行時に、エンジンルームからモーターなどの音が聞こえる
ことがあります。これは、システムの作動をチェックしているときの音で、異常ではありません。
ABS
* ABS は、Anti-lock Brake System(アンチロックブレーキシステム)の略です。
車を運転するにあたって
ABS
218
●
走行中に ABS 警告灯が点灯した場合、通常のブレーキ性能は確保されていますが、
ABS は作動しません。トヨタ販売店で点検を受けてください。
●
ABS の作動中および作動後は、ブレーキペダルが奥に入り込むことがあります。また、
ABS が正常に作動しているときは、ブレーキペダルを踏むとペダルがこきざみに動き「カタ
カタ」と作動音がすることがありますが、システムの異常ではありません。
●
雨の日にマンホールのふた、橋の継ぎ目などの滑りやすい場所でブレーキペダルを踏むと
ABS が作動しやすくなります。
●
急ブレーキ時は、ブレーキペダルを強く踏み続けてください。ブレーキペダルをゆるめると
ABS が効果を発揮できません。
●
急ブレーキ時にポンピングブレーキ * はしないでください。ポンピングブレーキをすると制動距
離が長くなります。
* ブレーキペダルを数回に分けてこきざみに踏むブレーキのかけかた
車を運転するにあたって
219
車を運転するにあたって
*
VSC
VSC は、急激なハンドル操作や、滑りやすい路面での旋回時の横滑りなどを抑制するた
めに、自動的にブレーキを制御して、車両の安定性を確保しようとするシステムです。
また緊急制動時など、ブレーキペダルが強く踏めずブレーキ性能を十分に発揮できない場
合に、ブレーキ力を増強するブレーキアシストを備えています。
●
VSC が作動すると、スリップインジケーターが点滅します。
(スリップインジケーター→ 222 ページ)
●
VSC & TRC OFF スイッチを 3 秒以上押して、メーター内の VSC OFF 表示灯と
TRC OFF 表示灯が点灯しているときは、VSC(TRC を含む)は作動しません。
(VSC & TRC OFF スイッチ→ 224 ページ)
●
タイヤの状態がシステムに大きく影響しますので、タイヤの状態には細心の注意をして
ください。
(タイヤの点検→ 360 ページ)
●
VSC を過信しないでください。VSC が作動した状態でも車両の方向安定性の確保には限
界があります。無理な運転は思わぬ事故につながり、生命にかかわる重大な傷害を受ける
おそれがあり危険です。
●
常に安全運転を心がけ、スリップインジケーターが点滅したときは、特に慎重に運転してください。
●
タイヤは 4 輪とも指定サイズで同一サイズ、同一メーカー、同一銘柄、同一トレッドパター
ン(溝模様)および摩耗差のないタイヤを装着してください。指定以外の物を装着すると
VSC が正確に機能しないおそれがあります。
●
タイヤチェーンを装着したときなどには VSC が正確に機能しないおそれがあります。
●
雪道や凍結路を走行するときには冬用タイヤを装着し、控えめな車速で走行してください。
●
VSC は、車速が約 15km/h を超えると作動するようになります。
●
VSC(TRC を含む)は、作動停止した場合でも、エンジンを始動するたびに作動可能状
態に戻ります。
●
エンジン始動時や始動後最初の走行時に、エンジンルームから「カチカチ、トン」という音が聞
こえることがあります。これは、システムの作動をチェックしている音で、異常ではありません。
VSC & TRC
* VSC は、Vehicle Stability Control(ビークルスタビリティコントロール)の略です。
車を運転するにあたって
VSC & TRC
220
ブレーキアシストについて
●
VSC の“ON”
・
“OFF”に関わらず、緊急制動時などに作動します。
●
ブレーキペダルを急速度で踏んだときに、ブレーキアシストが作動してブレーキが強くかかり、
作動音とともにブレーキペダルが小刻みに動くことがありますが、異常ではありません。
*
TRC
TRC のはたらき
滑りやすい路面での発進時や加速時に、過剰な駆動力により生じる駆動輪のホイールスピ
ンを抑え、車両の方向安定性と駆動力を確保しようとする装置です。
●
車輪がスリップし始めると、車輪速センサーからの情報で、コンピューターがスリップを
感知し、必要に応じてブレーキをかけます。これにより、過剰な駆動力を抑え、スリップ
を抑制します。
●
TRC が作動すると、スリップインジケーターが点滅します。このとき、車両の振動を感
じることがありますが、これはブレーキ制御によるもので、異常ではありません。
(スリップインジケーター→ 222 ページ)
●
VSC & TRC OFF スイッチを押して、メーター内の TRC OFF 表示灯が点灯している
ときは、TRC は作動しません。
(VSC & TRC OFF スイッチ→ 224 ページ)
●
ぬかるみや新雪路でのスタックからの脱出時などは、TRC が作動していると脱出しにく
い場合があります。この場合、VSC & TRC OFF スイッチを操作することで、TRC を
停止することができます。
(スタック(立ち往生)したとき→ 414 ページ)
TRC のしくみ
タイヤのスリップは4輪に取り付けられたセンサーからの信号を比較し、駆動輪のいずれか
の信号が他の車輪より多い場合、スリップしているとコンピューターが判断します。それに
よって、スリップしているタイヤの駆動力を抑えようとブレーキをかけ、スリップを抑制しま
す。
* TRC は、Traction Control(トラクションコントロール)の略です。
車を運転するにあたって
X
VSC & TRC
XX
TRC
221
車を運転するにあたって
TRC とタイヤの関係
TRC は、車輪に付いているセンサーからの信号を基準に作動させるため、4 輪の中で 1
輪でもタイヤの種類が異なると、信号の出方が変わり、コンピューターがスリップと判断し
ます。
●
タイヤの状態がシステムに大きく影響しますので、タイヤの状態には細心の注意をして
ください。
(タイヤの点検→ 360 ページ)
●
TRC を過信しないでください。TRC が作動した状態でも車両の方向安定性の確保には限
界があります。無理な運転は思わぬ事故につながり、生命にかかわる重大な傷害を受ける
おそれがあり危険です。
●
常に安全運転を心がけ、スリップインジケーターが点滅したときは、特に慎重に運転してくだ
さい。
(スリップインジケーター→ 222 ページ)
●
タイヤは 4 輪とも指定サイズで同一サイズ、同一メーカー、同一銘柄、同一トレッドパター
ン(溝模様)および摩耗差のないタイヤを装着してください。指定以外の物を装着すると
TRC が正確に機能しないおそれがあります。
●
タイヤチェーンを装着したときなどには TRC が正確に機能しないおそれがあります。
●
雪道や凍結路を走行するときには冬用タイヤを装着し、控えめな車速で走行してください。
●
TRC は、作動停止した場合でも、エンジンを始動するたびに作動可能状態に戻ります。
●
エンジン始動時や始動後最初の走行時に、エンジンルームから「カチカチ、トン」という音
が聞こえることがあります。これは、システムの作動をチェックしている音で、異常ではありま
せん。
車を運転するにあたって
VSC & TRC
222
メーター表示
VSC & TRC 警告灯
●
エンジンスイッチを“ON”
にすると点灯し、
数秒後に消灯します。
●
エンジンスイッチが“ON”で、下記のシ
ステムに異常があると点灯します。
●
VSC
●
TRC
●
ヒルホールドシステム
(ヒルホールドシステム→ 225 ページ)
点灯した場合
●
通常走行に支障はありませんが、トヨタ販売店で点検を受けてください。
点滅した場合
●
VSC、または TRC が作動しています。
(スリップインジケーター→ 222 ページ)
スリップインジケーター
(点滅)
●
エンジンスイッチを“ON”
にすると点灯し、
数秒後に消灯します。
●
エンジンスイッチが“ON”で、下記のシ
ステムが作動した場合に点滅します。
●
VSC
●
TRC
●
エンジンスイッチを“ON”にしても点灯しないとき、または点灯したままの場合は、システム
の異常が考えられますので、トヨタ販売店で点検を受けてください。
●
スリップインジケーターが点滅した場合は、VSC、または TRC が作動していますので特に
慎重に運転してください。
車を運転するにあたって
X
VSC & TRC
XX
メーター表示
223
車を運転するにあたって
VSC OFF 表示灯
●
エンジンスイッチを“ON”
にすると点灯し、
数秒後に消灯します。
●
VSC & TRC OFF スイッチを 3 秒以上
押すと、VSC(TRC を含む)が作動停
止状態となり点灯します。
(VSC & TRC OFF スイッチ
→ 224 ページ)
TRC OFF 表示灯
●
エンジンスイッチを“ON”
にすると点灯し、
数秒後に消灯します。
●
VSC & TRC OFF スイッチ を 押 すと、
TRC が作動停止状態となり点灯します。
(VSC & TRC OFF スイッチ
→ 224 ページ)
車を運転するにあたって
VSC & TRC
224
VSC & TRC OFF スイッチ
VSC や TRC は新 雪 路、 深 雪 路、 砂 地 等からの 脱 出には適さない 場 合があります。
このようなときは VSC & TRC OFF スイッチを押して VSC と TRC を“OFF”にします。
▼
TRC を“OFF”にするとき
●
エンジンスイッチが“ON”のとき、
VSC & TRC OFF スイッチを短押し(3
秒以内)します。
(メーター内の TRC OFF 表示灯が点灯
します)
▼
VSC と TRC を“OFF”にするとき
●
エンジンスイッチが“ON”で車両が停止
しているとき、VSC & TRC OFF スイッ
チを 3 秒以上押し続けます。
(メーター内の TRC OFF 表示灯と VSC
OFF 表示灯が点灯します)
▼
作動可能状態に戻すとき
VSC & TRC OFF スイッチをもう1度押し
ます。
(TRC OFF 表示灯と VSC OFF 表示灯が
消灯します)
●
VSC や TRC は自動的にブレーキやエンジンの出力を制御して駆動力や車両の方向安定
性を確保しようとするシステムです。
そのため、必要なとき以外は VSC や TRC を作動停止状態にしないでください。VSC や
TRC を作動停止状態にしたときは、路面状況に応じた速度で、特に慎重な運転を心がけ
てください。
●
VSC や TRC を作動停止にした場合でも、エンジンを始動するたびに自動的に VSC と
TRC は作動可能状態に戻ります。
●
TRC のみ作動を停止している場合は、車速が高くなるとTRC は作動を再開します。ただし、
VSC と TRC の作動を停止している場合は、車速による作動再開はありません。
車を運転するにあたって
225
車を運転するにあたって
ヒルホールドシステム
ヒルホールドシステムは、急な上り坂で発進するときに起こる車両の後退を軽減し、坂道
発進を容易にするシステムです。
ブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替えるとき、ブレーキをかけた状態を最長約 2
秒間保持します。
作動条件
以下の状態のとき、ヒルホールドシステムは作動します。
●
前進、または後退での上り坂発進時
●
ブレーキペダルをしっかり踏んで停車しているとき
●
駐車ブレーキを解除しているとき
●
ヒルホールドシステムは、坂道で停車させるシステムではありません。システムが正常に作動
していても、坂道で停車中にブレーキペダルをゆるめると車両が動き出すおそれがあります
ので、停車中はブレーキペダルをしっかりと踏み続けてください。
●
ヒルホールドシステムを過信しないでください。発進時に車両が不意に動き出すなどして思わ
ぬ事故につながるおそれがあります。
常に周囲の状況を確認して、適切にシフトレバー、ブレーキペダル、アクセルペダル、駐
車ブレーキを操作して発進してください。
●
ブレーキペダルから足を離したら、すみやかに発進操作を行ってください。坂道などで惰性
で後退した場合、エンストを起こし、ブレーキの効きが悪くなったり、ハンドルが重くなるなど、
思わぬ事故や故障の原因となるおそれがあり危険です。
●
VSC&TRC 警告灯が点灯すると、ヒルホールドシステムが作動しない場合があります。特
に慎重に発進してください。
●
極端に急な上り坂、凍結した上り坂、ぬかるんだ上り坂など、路面の状態や乗員の人数、
荷物の重さなどによっては車両が後退することがあります。
●
停車するときのブレーキペダルの踏みかたが不十分であったり、乗員の人数、荷物の重さ
によっては、ヒルホールドシステムが作動しない場合があります。
●
ヒルホールドシステムは、2 秒以上車両の後退を軽減することができません。
ヒルホールドシステム
車を運転するにあたって
ヒルホールドシステム
226
●
ヒルホールドシステムの作動により、下記の状態になることがありますが、異常ではありま
せん。
●
ブレーキペダルの踏みごたえが変わる
●
ブレーキペダルが振動する
●
ブレーキから音が発生する
車を運転するにあたって
227
車を運転するにあたって
オプション / グレード別装備
スマートアシストⅡ
スマートアシストⅡは、次の機能によって運転者を補助し、安全で快適なドライブを支援し
ます。
●
衝突警報機能(対車両・対歩行者)
●
衝突回避支援ブレーキ機能(対車両)
●
誤発進抑制制御機能
●
後方誤発進抑制制御機能
●
車線逸脱警報機能
●
先行車発進お知らせ機能
●
スマートアシストⅡは運転者の安全運転を前提としたシステムであり、事故被害や運転負荷
の軽減に寄与することを目的としています。スマートアシストⅡは認識性能・制御性能に限
界があります。システムを過信せず、運転者は常に自らの責任で周囲の状況を把握し、安
全運転を心がけください。
●
以下の状況ではシステムは正しく動作しません。スマートアシストⅡを“OFF”にしてください。
(スマートアシスト OFF スイッチ→ 263 ページ)
●
タイヤの空気圧が適正でないとき
●
スペアタイヤやタイヤチェーンを装着しているとき
●
摩耗したタイヤ、摩耗差の激しいタイヤを装着しているとき
●
指定サイズ以外のタイヤを装着しているとき
●
サスペンションを改造したとき
●
事故にあったときや故障したとき
●
ブレーキ警告灯が点灯しているとき
●
重い荷物を積んで車が傾いているとき
スマートアシストⅡ
車を運転するにあたって
スマートアシストⅡ
228
●
以下のようなときは、状況によってはスマートアシストⅡの認識性能が下がる場合や一時停止
(機能低下)状態になる場合があります。
●
悪天候時(強い雨、
吹雪、
濃霧など)や、
フロントワイパーが“低速作動”または“高速作動”
のとき
●
西日などの前方からの強い光をうけたとき
●
レーザーレーダー、単眼カメラ、ソナー部に雪や汚れ、霜などが付着して覆っているとき
●
レーザーレーダーや単眼カメラの温度が極端に高いとき
●
エンジン始動直後
●
荷物の積載などにより、極端に車両が傾いているとき
●
水、雪などの巻上げ
●
水蒸気、砂、煙など視界が十分でないとき
●
機能によって認識性能の低下する条件が異なります。詳しくは各機能の説明をお読みくだ
さい。
車を運転するにあたって
X
スマートアシストⅡ
XX
レーザーレーダー
229
車を運転するにあたって
レーザーレーダー
レーザーレーダーは、以下の機能で使用します。
●
衝突警報機能(対車両・対歩行者)
●
衝突回避支援ブレーキ機能(対車両)
●
誤発進抑制制御機能
●
先行車発進お知らせ機能
レーザーレーダー
●
レーザーレーダーは、前方車の検出にレーザー光を使用しており、IEC 60825-1 規格に
おけるレーザー等級 1M に相当します。通常の使用においてレーザー光が目に障害をおよ
ぼす危険はありませんが、下記のことを必ずお守りください。お守りいただかないと、重大
な視覚障害におよぶか、最悪の場合失明につながるおそれがあります。
●
有害なレーザー照射を避けるため、レーザーレーダーは絶対に分解や取り外しをしないで
ください。また、分解したレーザーレーダーは IEC 60825-1 規格におけるレーザー等級
1M を満たさず、目に対する安全を保障できません。
●
光学機器(拡大鏡、顕微鏡、虫眼鏡など)を使用して、100㎜以内の距離からレーザー
レーダーをのぞきこまないでください。
レーザー等級ラベル
レーザー放射仕様
●
最大出力(平均)
:6mW
●
パルス持続時間:25ns
●
波長:860nm
●
発散角(水平×垂直)
:14°
× 6°
車を運転するにあたって
スマートアシストⅡ
230
●
汚れ検知機能を備えていますが、万全ではありません。
●
汚れを検知した場合は、すべての機能が自動的に停止します。
●
次のことをお守りください。
お守りいただかないと、レーザーレーダーが正常に作動せず、思わぬ事故につながり、重
大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
●
レーザーレーダーは常にきれいにしてください。
●
レーザーレーダーを清掃する際は、やわらかい布などを使用して傷付けないようにしてください。
●
レーザーレーダーにウォッシャー液やオイルが付着した場合は、すみやかに拭き取ってください。
●
レーザーレーダーに撥水剤などを塗らないでください。
●
レーザーレーダー周辺には高圧洗車機で水をかけないでください。
●
レーザーレーダー、およびその周辺部分に強い衝撃や力を加えないでください。
●
レーザーレーダーを取りはずしたり、分解したりしないでください。
●
レーザーレーダーの取付位置を変更したり、周辺構造物を改造や塗装したりしないでくださ
い。
●
レーザーレーダー、およびその周辺部分にアクセサリーを付けたり、ステッカー(透明なも
のを含む)などを貼ったりしないでください。
●
レーザーレーダー、フロントバンパーの脱着や交換が必要な場合は、トヨタ販売店にご相
談ください。
●
フロントバンパー部分に腰掛けたり、寄りかかったりしないでください。
●
事故などで万一、バンパーが外れるようなことがあった場合には、トヨタ販売店にご連絡く
ださい。
●
レーザーレーダーにある調整ネジを回さないでください。
車を運転するにあたって
X
スマートアシストⅡ
XX
単眼カメラ
231
車を運転するにあたって
単眼カメラ
単眼カメラは、以下の機能で使用します。
●
衝突警報機能(対車両・対歩行者)
●
車線逸脱警報機能
単眼カメラ
●
汚れ検知機能を備えていますが、万全ではありません。
●
汚れを検知した場合は、すべての機能が自動的に停止します。
●
次のことをお守りください。
お守りいただかないと、単眼カメラが正常に作動せず、思わぬ事故につながり、重大な傷
害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
●
フロントガラスは常にきれいにしてください。
●
フロントガラス外側に汚れ、油膜、水滴、雪などが付着した場合は、取り除いてください。
●
フロントガラスにガラスコーティング剤を使用していても、単眼カメラ前部に水滴などが付着
した場合は、ワイパーでふき取ってください。
●
フロントガラス内側の単眼カメラ取り付け部が汚れた場合は、トヨタ販売店にご相談くださ
い。
●
フロントガラスの単眼カメラ前部にアンテナを取り付けたり、
ステッカー(透明なものを含む)
などを貼ったりしないでください。
●
フロントガラスの単眼カメラ前部が曇ったり、結露したり、凍結したりした場合は、エアコン
を操作して取り除いてください。
(ガラスの曇りを取るとき(マニュアルエアコン)→ 285 ページ)
(ガラスの曇りを取るとき(オートエアコン)→ 291 ページ)
●
フロントガラスの単眼カメラ前部の水滴をワイパーが正しくふき取れないときは、ワイパーラ
バーまたはワイパーブレードを交換してください。ワイパーブレードの交換が必要な場合は、
トヨタ販売店にご相談ください。
(ワイパーの交換→ 367 ページ)
車を運転するにあたって
スマートアシストⅡ
232
●
フロントガラスにフィルムを貼らないでください。
●
フロントガラスに傷、ひびなどが生じた場合は、そのまま放置せずに交換してください。フ
ロントガラスの交換が必要な場合は、トヨタ販売店にご相談ください。
●
単眼カメラに液体をかけないでください。
●
単眼カメラに強い光を照射しないでください。
●
単眼カメラのレンズを汚したり、傷を付けたりしないでください。フロントガラス内側を掃除
するときは、ガラスクリーナーがレンズに付着しないようにしてください。またレンズにはふれ
ないでください。レンズに汚れ、傷がある場合は、トヨタ販売店にご相談ください。
●
単眼カメラに強い衝撃を加えないでください。
●
単眼カメラ取り付け位置や向きを変更したり、取りはずしたりしないでください。
●
単眼カメラを分解しないでください。
●
単眼カメラ付近に電子機器や、強い電波を発信する機器を取り付けないでください。
●
ルームミラーなどの単眼カメラ周辺部品や天井を改造しないでください。
●
インストルメントパネル上部に物を置かないでください。フロントガラスに反射してシステムが
正しく作動しなくなる場合があります。
●
ボンネット、フロントグリル、フロントバンパーに、単眼カメラの視界をさえぎる可能性のあ
るアクセサリーを取り付けないでください。詳しくはトヨタ販売店にご相談ください。
●
ルーフ上に全長の長い荷物(サーフボードなど)を積むときは、単眼カメラの視界をさえぎ
らないようにしてください。
●
ヘッドランプなどのランプ類を改造しないでください。
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