Toyota Crown Majesta (2017 year). Manual japanese — part 20
303
5-4. その他の室内装備の使い方
5
室内装備・機能
手前に倒して使用します。
リヤアームレスト
注意
■
アームレストの破損を防ぐために
過度の負荷をかけないでください。
304
5-4. その他の室内装備の使い方
■
リヤサンシェード
スイッチ操作でリヤサンシェードが上昇/下降します。
●
フロント席からの操作
車両設定スイッチを押す
「後 席」を 選 択 し、「リ ヤ サ ン
シェード」を選択する
リヤサンシェード
★
/リヤドアサンシェード
★
1
2
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
305
5-4. その他の室内装備の使い方
5
室内装備・機能
●
リヤ席からの操作
上昇/下降
■
リヤドアサンシェード
ツマミをしっかりと持って引き
出し、フックにかける
も ど す と き は フ ッ ク か ら は ず し、
ゆっくり収納します。
■
リヤサンシェードの作動条件
パワースイッチが ON モードのとき
■
パワースイッチ OFF 後の作動
パワースイッチを OFF にしたあと、約 1 分間リヤサンシェードをリヤ席から操作
できます。
知識
306
5-4. その他の室内装備の使い方
■
リバース連動機能
リヤサンシェードが上がった状態でシフトレバーを R にすると、後方を見やすく
するためにリヤサンシェードが下降します。
ただし、次のいずれかを行うと、リヤサンシェードは再度上昇します。
●
スイッチをもう一度押す
※
●
シフトレバーを P に入れる
●
シフトレバーを R 以外にし、15km/h 以上で走行する
※
スイッチ操作後はリバース連動機能が作動しない場合があります。作動可能状
態にするには、再度上記の操作を行ってください。
■
カスタマイズ機能
シフトレバーを R にしてからリバース連動機能が働くまでの時間を変更できま
す。(カスタマイズ一覧:→ P. 462)
警告
リヤサンシェードが作動しているときは、留め金部分や溝に指を置かないでく
ださい。
巻き込まれてけがをするおそれがあります。
注意
●
補機バッテリーあがりを防止するために、ハイブリッドシステムが停止してい
るときは、リヤサンシェードを操作しないでください。
●
正常に機能させるために、次のことをお守りください。
・ リヤサンシェードのモーターや他の部分に負荷をかけすぎない
・ 開閉のさまたげになる部分にものを置かない
・ リヤサンシェード・リヤドアサンシェードにものを貼らない
・ 溝をきれいに保つ
・ 長時間リヤサンシェードの操作を続けない
307
5-4. その他の室内装備の使い方
5
室内装備・機能
コートフックは、リヤのアシストグ
リップに付いています。
ムーンルーフ装着車
ムーンルーフ非装着車
天井に取り付けられているアシス
トグリップは、走行中にシートに
座っている状態で体を支えるとき
にお使いください。
コートフック
1
2
警告
ハンガーや他の硬いもの、鋭利なものをかけないでください。
SRS カーテンシールドエアバッグがふくらんだときにそれらのものが飛び、重
大な傷害または死亡につながるおそれがあります。
アシストグリップ
警告
アシストグリップは、乗降時やシートから立ち上がるときなどに使用しないで
ください。
アシストグリップが破損し、転倒などしてけがをするおそれがあります。
注意
アシストグリップに重いものをかけたり、過度の負荷をかけたりしないでくだ
さい。
308
5-4. その他の室内装備の使い方
トヨタマルチオペレーションタッチ
エアコン操作画面表示スイッチを押し、エアコン操作画面を表示します
(→ P. 271)
操作画面
エアコン操作画面表示スイッチ
車両設定スイッチ
エアコンの操作
1
2
3
309
5-4. その他の室内装備の使い方
5
室内装備・機能
車両設定スイッチを押し、各機能の操作、設定画面を表示します
●
走行モード(→ P. 175)
●
走行支援(→ P. 250、ナビゲーションシステム取扱書参照)
●
後席
★
(→ P. 130, 304)
●
設定(→ P. 329、ナビゲーションシステム取扱書参照)
●
画質(→ P. 309)
・
を選択することにより次の画面に切りかわります。
を選択すると前の画面にもどります。
車両設定スイッチを押し、設定画面を表示させる
「画質」を選択し、各調整スイッ
チを選択する
■
画面表示を消すには
「画面消」を選択すると、画面表示が消えます。
エアコン操作画面表示スイッチ、または車両設定スイッチを押すと再度画面が
表示されます。
各機能の操作、設定
画質の調整
1
2
項目
スイッチ
機能
明るさ
明
明るくする
暗
暗くする
コントラスト
強
強くする
弱
弱くする
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
310
5-4. その他の室内装備の使い方
エアコン操作画面の「メニュー」を選択したあと、および車両設定スイッ
チを押したあと、最初に表示される画面を変更することができます。
最初に表示させたい画面を表示させる
表示された画面のタブを長押し
する
「はい」を選択する
■
作動条件
パワースイッチが ON モードのとき
■
操作画面について
●
各操作画面から
を選択すると、エアコン操作画面にもどります。
●
車両設定の画面から操作せずにしばらくすると、エアコン操作画面にもどりま
す。
■
液晶画面について
●
液晶画面は、斜め方向からみると画面が白っぽく見えたり、黒っぽく見えたり
します。
●
太陽の光などの外光が画面にあたると画面が見にくくなります。
●
偏光レンズを使用したサングラスなどを装着すると、画面が暗く見えたり、見
にくくなったりします。
■
オープニング画面について
パワースイッチを ON モードにすると、オープニング画面が表示されます。
●
季節により表示される画面が異なります。
はじめに表示される画面の変更
1
2
3
知識
311
5-4. その他の室内装備の使い方
5
室内装備・機能
警告
安全のため、運転者は走行中に極力操作をしないでください。走行中はハンド
ルの操作を誤るなど思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。車を停車さ
せてから操作をしてください。なお、走行中に画面を見るときは、必要最小限
の時間にしてください。
注意
■
画面を清掃するときは
画面の汚れは、プラスチックレンズ用メガネふきなどのやわらかく乾いた布で
軽くふき取ってください。
手で強く押したり、かたい布などでこすると表面に傷が付くことがあります。
また、液晶画面はコーティング処理してあります。ベンジンやアルカリ性溶液
などが付着すると画面が損傷するおそれがあります。
■
補機バッテリーあがりを防ぐために
ハイブリッドシステムが停止しているときは、長時間操作をしないでください。
312
5-4. その他の室内装備の使い方
お手入れのしかた
313
6
6-1. お手入れのしかた
外装の手入れ. . . . . . ...314
内装の手入れ. . . . . . ...318
6-2. 簡単な点検・部品交換
ボンネット . . . . . . . ..321
ガレージジャッキ. . . . ...324
エンジンルームカバー . . ...325
ウォッシャー液の補充 . . ...326
タイヤについて. . . . . ...328
タイヤ空気圧について . . ...336
エアコンフィルターの交換 ...338
電子キーの電池交換 . . . ...340
ヒューズの点検・交換 . . ...342
電球(バルブ)の交換 . . ...346
314
6-1. お手入れのしかた
外装の手入れ
●
水を十分かけながら車体・足まわり・下まわりの順番に上から下へ汚
れを洗い落とす
●
車体はスポンジやセーム皮のようなやわらかいもので洗う
●
汚れがひどいときはカーシャンプーを使用し、水で十分洗い流す
●
水をふき取る
●
水のはじきが悪くなったときは、ワックスがけを行う
ボデーの表面の汚れを落としても水が玉状にならないときは、車体の温度が冷えて
いるときにワックスをかける(およそ体温以下を目安としてください)
なお、ボデーコート・ホイールコート・ガラスコートなど、トヨタケミ
カル商品を施工された場合は、お手入れ方法が異なります。
詳しくはトヨタ販売店にお問い合わせください。
■
セルフリストアリングコート
お車のボデーには、洗車などによる小さなすり傷を自然に復元する、傷付きにく
い塗装を使用しています。
●
新車時から 5 ∼ 8 年のあいだ、効果が持続します。
●
傷が復元するまでの時間は、傷の深さや周囲の温度により変化します。
なお、お湯をかけて塗装を暖めると、復元するまでの時間が短くなる場合があ
ります。
●
鍵や硬貨などによる深い傷は復元できません。
●
成分にコンパウンド(磨き粉)が含まれるワックス類は使用しないでください。
■
自動洗車機を使うとき
●
ドアミラーを格納し、車両前側から洗車してください。また、走行前は必ずド
アミラーを復帰状態にもどしてください。
●
ブラシで車体に傷が付き、塗装を損なうことがあります。
■
高圧洗浄機を使うとき
●
室内に水が入るおそれがあるため、ノズルの先端をドアガラスやドア枠付近に
近付けすぎないでください。
●
洗車の前に給油口が確実に閉まっていることを確認してください。
お手入れは、次の項目を実施してください。
知識
315
6-1. お手入れのしかた
6
お手入れのしかた
●
駆動系部品(ディファレンシャルギヤなど)のベアリングやオイルシール部品
に近付けすぎないでください。
近付けすぎると、水圧が高いため、内部への水入りやグリス流出により、性能
が劣化するおそれがあります。
■
洗車などで車に水をかけたとき
電子キーを携帯して洗車などで水をドアハンドルにかけた場合、施錠・解錠動作
をくり返すことがあります。その場合は次のような処置をして、洗車などをして
ください。
●
電子キーを車両から 2m 以上離れた場所に保管する
(電子キーの盗難に注意してください)
●
電子キーを節電モードに設定し、スマートエントリー & スタートシステムの作
動を停止する(→ P. 121)
■
アルミホイール
●
中性洗剤を使用し、早めに汚れを落としてください。
●
洗剤を使用したあとは放置せずに水で十分洗い流してください。
●
塗装の損傷を防ぐため、次のことを必ずお守りください。
・ 酸性・アルカリ性および研磨剤の入った洗剤を使用しない
・ 硬いブラシを使用しない
・ 夏場の走行後や駐車後でホイールが熱いときは、洗剤を使用しない
■
バンパーについて
研磨剤入りの洗剤でこすらないようにしてください。
■
フロントドアガラスの撥水コーティングについて
●
撥水効果を長持ちさせるため、次のことに注意してください。
・ フロントドアガラス表面の泥などの汚れを落とす
・ 汚れは早めにやわらかい湿った布などで清掃する
・ コンパウンド(磨き粉)が入ったガラスクリーナーやワックスを使用しない
・ 金属製の道具で霜取りをしない
●
水滴のはじきが悪くなったときは補修することができます。
詳しくはトヨタ販売店にお問い合わせください。
■
メッキ部品のお手入れについて
メッキ部品の汚れが落ちにくい場合は、次の方法でお手入れをしてください。
●
中性洗剤を水で約 5%に薄めてやわらかい布に含ませふき取る
●
乾いたやわらかい布で表面の水分をふき取る
316
6-1. お手入れのしかた
■
レインクリアリングミラーの親水効果回復作業について
鏡面の親水効果は、太陽光をあてることにより徐々に回復します(→ P. 144)
が、速く回復させたいときは次の作業を行ってください。
鏡面に水をかけ、泥汚れなどを洗い流す
水を含ませたきれいなやわらかい布などで汚れを落とす
ガラスクリーナーか中性洗剤で洗浄後、十分な水で洗剤を洗い流す
きれいなやわらかい布などで鏡面に付いた水をふき取る
屋外に車両を駐車し、鏡面に太陽光を 5 時間程度あてる
(汚れの量や種類により、回復時間は異なります)
警告
■
洗車をするとき
エンジンルーム内に水をかけないでください。
電気部品などに水がかかると、車両火災につながるおそれがあり危険です。
■
フロントウインドウガラスを清掃するとき
■
排気管について
排気管は排気ガスにより高温になります。洗車などでふれる場合は、十分に排
気管が冷めてからにしてください。やけどをするおそれがあります。
■
ブラインドスポットモニターについて
リヤバンパーの塗装に傷が付くと、システムが正常に作動しなくなるおそれが
あります。トヨタ販売店にご相談ください。
1
2
3
4
5
ワ イ パ ー ス イ ッ チ を 停 止 し て く だ さ い。
AUTO モードになっていると、次のような
ときにワイパーが不意に作動し、指などを
挟み重大な傷害を受けたり、ワイパーブ
レードなどを損傷するおそれがあります。
●
雨滴センサー上部のフロントウインドウ
ガラスに手でふれたとき
●
水分を含んだ布などを雨滴センサーに近
付けたとき
●
フロントウインドウガラスに衝撃を与え
たとき
●
車内から雨滴センサー本体にふれるなど
して衝撃を与えたとき
317
6-1. お手入れのしかた
6
お手入れのしかた
注意
■
塗装の劣化や車体・部品(ホイールなど)の腐食を防ぐために
●
次のような場合は、ただちに洗車してください。
・ 海岸地帯を走行したあと
・ 凍結防止剤を散布した道路を走行したあと
・ コールタール・花粉・樹液・鳥のふん・虫の死がいなどが付着したとき
・ ばい煙・油煙・粉じん・鉄粉・化学物質などの降下が多い場所を走行したあと
・ ほこり・泥などで激しく汚れたとき
・ 塗装にベンジンやガソリンなどの有機溶剤が付着したとき
●
塗装に傷が付いた場合は、早めに補修してください。
●
ホイール保管時は、腐食を防ぐために汚れを落とし、湿気の少ない場所へ保管
してください。
■
ランプの清掃
●
注意して洗ってください。有機溶剤や硬いブラシは使用しないでください。
ランプを損傷させるおそれがあります。
●
ランプにワックスがけを行わないでください。
レンズを損傷するおそれがあります。
■
自動洗車機を使用するとき
ワイパースイッチを停止してください。(→ P. 193)
AUTO モードになっていると、不意にワイパーが作動してワイパーブレードな
どを損傷するおそれがあります。
■
高圧洗浄機を使用するときは
ノズルの先端を、下記部品の結合部やブーツ類(ゴムまたは樹脂製のカバー)、
コネクタ類に近付けすぎないでください。
高い水圧がかかることにより、部品が損傷するおそれがあります。
●
駆動系部品
●
ステアリング部品
●
サスペンション部品
●
ブレーキ部品
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6-1. お手入れのしかた
内装の手入れ
●
掃除機などでほこりを取り除き、水またはぬるま湯を含ませた布でふ
き取る
●
汚れが落ちない場合は、中性洗剤を水で約 1%に薄めてやわらかい布
に含ませふき取る
水を浸した布を固くしぼり、表面に残った洗剤・水分をふき取る
●
掃除機などでほこりや砂を取り除く
●
うすめた洗剤をやわらかい布に含ませ、汚れをふき取る
ウール用の中性洗剤を水で約 5% に薄めて使用してください。
●
水を浸した布を固くしぼり、表面に残った洗剤をふき取る
●
乾いたやわらかい布で表面の水分をふき取り、風通しのよい日陰で乾
燥させる
●
掃除機などでほこりを取り除く
●
中性洗剤を水で約 1%に薄めてやわらかい布に含ませふき取る
●
水を浸した布を固くしぼり、表面に残った洗剤・水分をふき取る
フローリング用粘着クリーナーなどで髪の毛やほこりを取り除く
お手入れは、次の要領で実施してください。
室内の手入れ
本革部分の手入れ
合成皮革部分の手入れ
シート布地部分の手入れ
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