Toyota Crown Majesta (2017 year). Manual japanese — part 26
![](/vehicles/linovind/cea/ust/van.png)
399
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
1 回
なし
・ メカニカルキーで解錠してパ
ワースイッチを押した際、車室
内でキーを検出できなかった
・ パワースイッチを押したとき
車室内でキーを検出できない
ことが 2 回連続で続いた
→
ブ レ ー キ を 踏 み な が ら 電 子
キーでパワースイッチにふれ
る
1 回
なし
ハイブリッドシステム始動不可
能なシフトレバー位置でハイブ
リッドシステムを始動しようと
している
→
シフトレバーを P にする
なし
なし
自動電源 OFF 機能が作動した
→
次回ハイブリッドシステム始
動時に約 5 分間ハイブリッド
システムが作動した状態を保
持し、補機バッテリーを充電す
る
1 回
なし
電子キーの電池残量が少ない
→
新しい電池と交換する(→ P.
340)
1 回
なし
電子キーが正常に働かないとき
のハイブリッドシステムの始動
の方法(→ P. 429)でパワース
イッチに電子キーをふれた
→
ブザーが鳴ってからブレーキ
ペダルを踏んでパワースイッ
チを押す
車内
警告
ブザー
車外
警告
ブザー
警告メッセージ
警告内容
(点滅)
![](/vehicles/linovind/cea/ust/barzithe.png)
400
7-2. 緊急時の対処法
なし
なし
・ パワースイッチが OFF の状態
でドアロックを解錠し、運転席
のドアを開閉した
・ ハイブリッドシステムを始動
せずにパワースイッチをアク
セサリーモードにした
・ ON モードのときに、シフトレ
バーを P レンジ以外から、P レ
ンジにした
→
ブ レ ー キ を 踏 ん で パ ワ ー ス
イッチを押す
1 回
なし
パワースイッチを押してから約3
秒以内にステアリングロックが
解除できなかった
→
ブレーキを踏んでハンドルを
左右にまわしながらパワース
イッチを押す
1 回
なし
シフトレバーがP以外の状態でパ
ワースイッチを OFF にした
→
シフトレバーを P にする
1 回
なし
シフトレバーがP以外でパワース
イッチを OFF にしたあとシフト
レバーを P にした
→
パワースイッチを押して OFF
にする
車内
警告
ブザー
車外
警告
ブザー
警告メッセージ
警告内容
(点滅)
(点滅)
(点滅)
![](/vehicles/linovind/cea/ust/ysl.png)
401
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
※
車両の状態により、ハイブリッドシステムが再始動できない場合があります。
■
警告メッセージについて
→ P. 395
■
警告ブザーについて
→ P. 376
断続音
なし
走行中にパワースイッチを押し
た
→
ハイブリッドシステムを緊急
停止させるとき以外は、すみや
かにパワースイッチから手を
離す
連続音
なし
走行中にハイブリッドシステム
を緊急停止させ、走行中に再度
ON モードにした(4WD 車)
→
ハイブリッドシステムを再始
動させる場合は、シフトレバー
を N にし、パワースイッチを
押す
※
知識
車内
警告
ブザー
車外
警告
ブザー
警告メッセージ
警告内容
(点滅)
(点滅)
![](/vehicles/linovind/cea/ust/zzyove.png)
402
7-2. 緊急時の対処法
パンクしたときは(応急用タイヤ装着車)
●
地面が固く平らで安全な場所に移動する
●
パーキングブレーキをかける
●
シフトレバーを P にする
●
ハイブリッドシステムを停止する
●
非常点滅灯を点滅させる(→ P. 361)
この車両には、応急用タイヤが搭載されています。
パンクしたタイヤを、備え付けの応急用タイヤと交換してください。
(タイヤについての詳しい説明は P. 328 を参照してください)
警告
■
タイヤがパンクしたときは
パンクしたまま走行しないでください。
短い距離でも、タイヤとホイールが修理できないほど損傷したり、思わぬ事故
につながるおそれがあり危険です。
ジャッキで車体を持ち上げる前に
![](/vehicles/linovind/cea/ust/ucoloper.png)
403
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
工具とジャッキの位置
工具袋
ジャッキハンドル
ホイールナットレンチ
けん引フック
応急用タイヤ
ジャッキ
1
2
3
4
5
6
![](/vehicles/linovind/cea/ust/atho.png)
404
7-2. 緊急時の対処法
警告
■
ジャッキの使用について
次のことをお守りください。
ジャッキの取り扱いを誤ると、車が落下して重大な傷害におよぶか、最悪の場
合死亡につながるおそれがあります。
●
ジャッキはタイヤ交換・タイヤチェーン取り付け・取りはずし以外の目的で使
用しない
●
備え付けのジャッキは、お客様の車にしか使うことができないため、他の車に
使ったり他の車のジャッキをお客様の車に使用したりしない
●
ジャッキはジャッキセット位置に正しくかける
●
ジャッキで支えられている車の下に体を入れない
●
車がジャッキで支えられている状態で、ハイブリッドシステムを始動したり車
を走らせない
●
車内に人を乗せたまま車を持ち上げない
●
車を持ち上げるときは、ジャッキの上または下にものを置かない
●
車を持ち上げるときは、タイヤ交換できる高さ以上に上げない
●
車の下にもぐり込んで作業する場合は、ジャッキスタンドを使用する
●
車を下げるときは、周囲に人がいないことを確認し、人がいるときは声をかけ
てから下げる
![](/vehicles/linovind/cea/ust/vemer.png)
405
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
ラゲージマットを取りはずす
ジャッキをゆるめて取りはずす
締まる
ゆるむ
ジャッキを収納するときは、ジャッ
キと固定具がかみ合うよう確実に固
定してください。
ラゲージマットを取りはずす
留め具をはずし、応急用タイヤを
取り出す
応急用タイヤの留め具が固くてまわら
ないときは、車載のレンチを使用して
ください。(タイヤを固定するときは、
留め具を手で取り付けてください。レ
ンチなどの工具は使用しないでくださ
い。)
ジャッキの取り出し方
1
2
1
2
応急用タイヤの取り出し方
1
2
警告
■
応急用タイヤを収納するとき
ボデーと応急用タイヤとのあいだに、指などを挟まないように注意してくださ
い。
![](/vehicles/linovind/cea/ust/pmaliteyb.png)
406
7-2. 緊急時の対処法
輪止め
※
をする
※
輪止めは、トヨタ販売店で購入する
ことができます。
ナットを少し(約 1 回転)ゆる
める
ジャッキの A 部を手でまわして、
ジャッキ溝をジャッキセット位
置にしっかりかける
パンクしたタイヤの交換
1
パンクしたタイヤ
輪止めの位置
前輪
左側
右側後輪うしろ
右側
左側後輪うしろ
後輪
左側
右側前輪前
右側
左側前輪前
2
3
![](/vehicles/linovind/cea/ust/ref.png)
407
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
ホイールナットレンチをジャッ
キハンドルに組み付ける
タイヤが地面から少し離れるま
で、車体を上げる
ナットすべてを取りはずし、タイ
ヤを取りはずす
タ イ ヤ を 直 接 地 面 に 置 く と き は、ホ
イールの表面に傷が付かないよう表面
を上にします。
4
5
6
![](/vehicles/linovind/cea/ust/kes.png)
408
7-2. 緊急時の対処法
ホイール接触面の汚れをふき取
る
ホイール接触面が汚れていると、走行
中にナットがゆるみ、タイヤがはずれ
るおそれがあります。
警告
■
タイヤ交換について
●
走行直後、ディスクホイールやブレーキまわりなどにはふれないでください。
走行直後のディスクホイールやブレーキまわりは高温になっているためタイ
ヤ交換などで手や足などがふれると、やけどをするおそれがあります。
●
次のことをお守りいただかないとナットがゆるみ、ホイールがはずれ落ち、重
大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
・ ねじ部にオイルやグリースを塗らない
ナットを締めるときに必要以上に締め付けられ、ボルトが破損したり、ディ
スクホイールが損傷するおそれがあります。またナットがゆるみホイール
が落下するおそれがあります。オイルやグリースがねじ部に付いている場
合はふき取ってください。
・ ホイールの交換後は、すぐに 103N・m(1050kgf・cm)の力でナット
を締める
・ タイヤの取り付けには、使用しているホイール専用のナットを使用する
・ ボルトやナットのねじ部や、ホイールのボルト穴につぶれや亀裂などの異
常がある場合は、トヨタ販売店で点検を受ける
応急用タイヤの取り付け
1
![](/vehicles/linovind/cea/ust/uthe.png)
409
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
応急用タイヤを取り付け、タイヤががたつかない程度まで手でナット
を仮締めする
アルミホイールからスチールホ
イールにかえるとき:
ナットのテーパー部がホイール
のシート部に軽くあたるまでま
わす
ア ル ミ ホ イ ー ル か ら ア ル ミ ホ
イールにかえるとき:
ナットの座金がホイールにあた
るまでまわす
車体を下げる
図の番号順でナットを 2、3 度
しっかり締め付ける
締め付けトルク:
103N・m(1050kgf・cm)
すべての工具・ジャッキ・パンクしたタイヤを収納する
2
シート部
テーパー部
座金
ホイール
3
4
5
![](/vehicles/linovind/cea/ust/ntal.png)
410
7-2. 緊急時の対処法
■
応急用タイヤについて
●
タイヤの側面に TEMPORARY USE ONLY と書かれています。応急用にのみ
使用してください。
●
空気圧を必ず点検してください。(→ P. 451)
■
応急用タイヤを装着しているとき
標準タイヤ装着時にくらべ車高が低くなっています。
■
雪道・凍結路で後輪がパンクしたとき
前輪を応急用タイヤに交換する
パンクした後輪をはずした前輪に交換する
タイヤチェーンを後輪に装着する
知識
警告
■
応急用タイヤを使用するとき
●
お客様の車専用になっているため、他の車には使用しないでください。
●
同時に 2 つ以上の応急用タイヤを使用しないでください。
●
できるだけ早く通常のタイヤと交換してください。
●
急加速・急ハンドル・急ブレーキやシフト操作による急激なエンジンブレーキ
の使用は避けてください。
1
2
3
![](/vehicles/linovind/cea/ust/yoheembunabo.png)
411
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
警告
■
応急用タイヤを装着しているとき
正確な車両速度が検出できない場合があり、次のシステムが正常に作動しなく
なるおそれがあります。
また、次のシステムは、性能が十分に発揮できないばかりでなく、駆動系部品
に悪影響を与えるおそれがあります。
・ 4WD システム
★
■
応急用タイヤ使用時の速度制限
応急用タイヤを装着しているときは、80km/h 以上の速度で走行しないでくだ
さい。
応急用タイヤは、高速走行に適していないため、思わぬ事故につながるおそれ
があります。
注意
■
タイヤチェーンの装着について
応急用タイヤには、タイヤチェーンを装着しないでください。
タイヤチェーンが車体にあたり、車を損傷したり走行に悪影響をおよぼしたり
するおそれがあります。
・ ABS
・ ブレーキアシスト
・ VSC
・ NAVI・AI-AVS
・ VGRS
★
・ レーダークルーズコントロール
・ クリアランスソナー
・ インテリジェントクリアランスソ
ナー
★
・ TRC
・ インテリジェントパーキングアシ
スト
★
・ VDIM
・ PCS
・ AFS
・ アダプティブハイビームシステム
・ GPS ボイスナビゲーション
・ EPS
・ バックガイドモニター
・ パノラミックビューモニター(左右
確認サポート付)
★
・ LDA(レーンディパーチャーアラー
ト[ステアリング制御・ふらつき警
報機能付き ])
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
![](/vehicles/linovind/cea/ust/xpet.png)
412
7-2. 緊急時の対処法
パンクしたときは
(タイヤパンク応急修理キット装着車)
タイヤパンク応急修理キット装着車には、スペアタイヤが搭載されてい
ません。
タイヤがパンクしたときは、タイヤパンク応急修理キットで応急修理す
ることができます。釘やネジなどが刺さった程度の軽度なパンクを応急
修理できます。(パンク補修液 1 本につき、応急修理できるタイヤは 1
本です)
タイヤパンク応急修理キットで応急修理したタイヤの修理・交換につい
ては、トヨタ販売店にご相談ください。
警告
■
パンクしたままの走行について
タイヤがパンクした状態で走行を続けないでください。
短い距離の運転でも、タイヤとホイールが修理できないほど損傷したり、思わ
ぬ事故につながるおそれがあり危険です。
![](/vehicles/linovind/cea/ust/yorors.png)
413
7-2. 緊急時の対処法
7
万一の場合には
●
地面が固く平らで安全な場所に移動する
●
パーキングブレーキをかける
●
シフトレバーを P にする
●
ハイブリッドシステムを停止する
●
非常点滅灯を点滅させる(→ P. 361)
●
タイヤの損傷程度を確認する
釘やネジなどが刺さっている場
合のみ、タイヤを応急修理してく
ださい。
・ タイヤに刺さっている釘やネ
ジなどは抜かないでください。
抜いてしまうと穴が大きくな
りすぎ、応急修理ができなくな
ることがあります。
・ パンク補修液がもれないよう
にするため、パンク箇所が分
かっている場合は、パンク箇所
が上になるように車両を移動
してください。
■
応急修理キットで修理できないパンク
次の場合は、応急修理キットでは応急修理できません。トヨタ販売店にご連絡く
ださい。
●
タイヤ空気圧が不十分な状態で走行してタイヤが損傷しているとき
●
タイヤ側面など、接地面以外に穴や損傷があるとき
●
タイヤがホイールから明らかにはずれているとき
●
タイヤに 4mm 以上の切り傷や刺し傷があるとき
●
ホイールが破損しているとき
●
2 本以上のタイヤがパンクしているとき
●
1 本のタイヤに 2 箇所以上の切り傷や刺し傷があるとき
応急修理する前に
知識
![](/vehicles/linovind/cea/ust/vista.png)
414
7-2. 緊急時の対処法
※
ジャッキの使い方(→ P. 406)
タイヤパンク応急修理キット・工具の搭載位置
工具袋
ジャッキハンドル
ホイールナットレンチ
けん引フック
タイヤパンク応急修理キット
ジャッキ
※
1
2
3
4
5
6
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