Toyota Camry (2018 year). Manual japanese — part 19
287
4-5. 運転支援装置について
4
運転
警告
■
インテリジェントクリアランスソナーを安全にお使いいただくために
システムを過信しないでください。システムを過信すると思わぬ事故につなが
るおそれがあり危険です。
●
安全運転を行う責任は運転者にあります。常に周囲の状況を把握し、安全運転
に努めてください。インテリジェントクリアランスソナーは衝突緩和という支
援ができる場合がありますが、状況によっては作動しない場合もあります。
●
インテリジェントクリアランスソナーは、完全に車両を停止させるシステムで
はありません。また、車両を停止させることができたとしても、ブレーキ制御
は約2秒で解除されるため、すぐにブレーキペダルを踏んでください。
■
インテリジェントクリアランスソナーのシステムを正しく作動させるために
センサー(→ P. 279)について、以下のことをお守りください。お守りいた
だかないと、センサーが正しく作動せず、思わぬ事故につながるおそれがあり
危険です。
●
改造・分解・塗装などをしない
●
純正品以外に交換しない
●
センサー周辺へ衝撃を与えない
●
センサーに傷を付けたりせずに、常にきれいにしておく
レーダー(→ P. 261)について、以下のことをお守りください。お守りいた
だかないと、レーダーが正しく作動せず、思わぬ事故につながるおそれがあり
危険です。
●
改造・分解・塗装などをしない
●
純正品以外に交換しない
●
レーダー周辺へ衝撃を与えない
●
レーダーに傷を付けたりせずに、常にきれいにしておく
■
サスペンションの取り扱いについて
車高や車の傾きが変化すると、センサーが障害物を正しく検知できなくなり、
システムが作動しなくなったり、不要に作動してしまう場合があるため、サス
ペンションの改造はしないでください。
288
4-5. 運転支援装置について
注意
■
インテリジェントクリアランスソナーの故障を防ぐために
●
センサー周辺に衝撃を受けたときは、センサーの故障などにより装置が正常に
作動しなくなっているおそれがあります。トヨタ販売店で点検を受けてくださ
い。
●
高圧洗車機を使用して洗車するときは、センサー部に直接水をあてないでくだ
さい。強い水圧により衝撃が加わり、正常に作動しなくなるおそれがあります。
●
スチームを使用した洗車機などで洗車するときは、スチームをセンサー部に近
付けすぎないようにしてください。スチームにより、正常に作動しなくなるお
それがあります。
■
レーダーセンサーの故障を防ぐために
●
センサー周辺に衝撃を受けたときは、センサーの故障などにより装置が正常に
作動しなくなっているおそれがあります。トヨタ販売店で点検を受けてくださ
い。
●
レーダーセンサーの取り扱い(→ P. 261)をお守りください。
■
インテリジェントクリアランスソナーの不要な作動を防ぐために
次のときは、インテリジェントクリアランスソナーを OFF にしてください。
衝突の可能性がなくてもシステムが作動する場合があります。
●
点検などで、シャシーローラー・シャシーダイナモ・フリーローラーなどを使
用する場合
●
船舶・トラックなどへ積載する際の進入時
●
ローダウンサスペンションや、純正と異なるサイズのタイヤを取り付けた場合
●
積載状況などにより車高が著しく変化した場合(ノーズアップ、ノーズダウン
など)
●
けん引フックを取り付けた場合
●
洗車機を使用する場合
289
4-5. 運転支援装置について
4
運転
リヤクロストラフィックオートブレーキ機能は、衝突の可能性がある接
近車両を検知したとき、ハイブリッドシステムの出力を抑制することに
より車速の上昇を抑えます。
(ハイブリッドシステム出力抑制制御:下記
図1)
また、そのままアクセルペダルを踏み続けた場合は、ブレーキをかけ減
速させます。(ブレーキ制御:下記図2)
リヤクロストラフィックオートブレーキ機能の作動について(リヤクロ
ストラフィックオートブレーキ装着車)
Down
Down
Up
290
4-5. 運転支援装置について
■
リヤクロストラフィックオートブレーキ機能の作動開始条件
ICS OFF 表示灯が点灯・点滅(→ P. 279, 286)しておらず、次の条件をすべ
て満たすと作動します。
●
ハイブリッドシステム出力抑制制御
・ インテリジェントクリアランスソナー(リヤクロストラフィックオートブ
レーキ機能付き)を ON(作動)にしているとき
・ 自車の車速が約 15 km/h 以下のとき
・ シフトレバーが R のとき
・ 接近車両への衝突回避には、通常よりやや強めのブレーキ操作が必要とシス
テムが判断した
●
ブレーキ制御
・ ハイブリッドシステム出力抑制制御作動中
・ 接近車両への衝突回避には、急ブレーキ操作が必要とシステムが判断した
■
リヤクロストラフィックオートブレーキ機能の作動終了条件
次のいずれかの条件のときに作動が終了します。
●
ハイブリッドシステム出力抑制制御
・ インテリジェントクリアランスソナー(リヤクロストラフィックオートブ
レーキ機能付き)を OFF(停止)にした
・ 通常のブレーキ操作で衝突回避が可能になった
・ 後側方への接近車両がなくなった
●
ブレーキ制御
・ インテリジェントクリアランスソナー(リヤクロストラフィックオートブ
レーキ機能付き)を OFF(停止)にした
・ ブレーキ制御により車両が停止して約 2 秒が経過した
・ ブレーキ制御により車両が停止したあとに、ブレーキペダルを踏んだ
・ 後側方への接近車両がなくなった
■
リヤクロストラフィックオートブレーキ機能の検知範囲について
リヤクロストラフィックオートブレーキ機能の検知範囲は、RCTA 機能の検知範
囲(→ P. 267)とは異なります。
そのため、RCTA 機能が障害物の接近をお知らせしても、リヤクロストラフィッ
クオートブレーキ機能は作動を開始していない場合があります。
■
システムが作動したときは
システム作動により車両が停止した場合、リヤクロストラフィックオートブレー
キ機能が停止して、ICS OFF 表示灯が点灯します。
知識
291
4-5. 運転支援装置について
4
運転
■
システムの復帰について
システム作動によりリヤクロストラフィックオートブレーキ機能が停止し、ICS
OFF 表示灯が点灯した場合に、インテリジェントクリアランスソナー(リヤクロ
ストラフィックオートブレーキ機能付き)を復帰させたい場合は、再度、インテ
リジェントクリアランスソナー(リヤクロストラフィックオートブレーキ機能付
き)を ON にし停止を解除(→ P. 279)するか、パワースイッチをいったん
OFF にしてから再度、ON モードにしてください。
また、後側方への接近車両がなくなった状態で車両を後退させたとき、または車
両の進行方向が入れ替わった(前進から後退、または後退から前進に切り替えた)
ときはシステムが自動的に復帰し、ICS OFF 表示灯が消灯します。
■
リヤクロストラフィックオートブレーキ機能が車両を検知しない状況
リヤクロストラフィックオートブレーキ機能は、次のような車両や車両以外のも
のを検知対象としません。
●
真後ろから接近する車両
●
自車の隣の駐車スペースで後退する車両
●
ガードレール・壁・標識・駐車車両などの静止物
※
●
小型の二輪車、自転車、歩行者など
※
●
自車から遠ざかる車両
●
自車の隣の駐車スペースから接近する車両
※
※
状況によっては検知をすることがあります。
■
RCTA 機能のブザーについて
RCTA 機能の ON/OFF(→ P. 260)に関係なく、リヤクロストラフィックオー
トブレーキ機能を停止させていなければ、ブレーキ制御が作動すると、ブザーが
鳴り注意喚起をおこないます。
●
障害物のためにセンサーが検知できない
車両
●
自車近くで急加速または急減速した車両
292
4-5. 運転支援装置について
■
衝突の可能性がなくてもシステムが作動する状況
次のような状況では、衝突の可能性がなくてもシステムが作動する場合がありま
す。
●
センサーに向けてスプリンクラーなどによる水の飛散があったとき
●
駐車場に面した道を走行する車両
●
自車近くで旋回していく移動物
●
自車の横を通過する車両
●
車両後方に電波の反射しやすい金属(ガー
ドレール・壁・標識・駐車車両など)が存
在するとき
293
4-5. 運転支援装置について
4
運転
■
システムが正常に作動しないおそれがある状況
次のような状況では、システムが正常に作動しない場合があります。
●
レーダーセンサーが検知しない場合
・ 停止物
・ 自車から遠ざかる車両
・ 歩行者、二輪車、自転車等、乗用車以外の移動物
※
・ レーダーセンサーと接近物との距離が近すぎる場合
・ 後側方から接近車両の速度が約 8km/h 未満
・ 後側方から接近車両の速度が約 24km/h より大きい
※
場合によっては検知する場合があります。
●
レーダーセンサーが障害物を正しく検知できない場合
・ 炎天下や寒冷時
・ リヤバンパーに氷、雪、泥などが付着したとき
・ どしゃぶりの雨や水しぶきが掛ったとき
・ 隣接車両等でレーダーから接近車両が遮蔽されているとき
・ 車両姿勢が大きく傾いたとき
・ レーダーセンサー付近にけん引フック、バンパプロテクター、バンパトリム、
サイクルキャリア、除雪装置(スノープラウ)などを取り付けたとき
・ ローダウンサスペンション、純正と異なる径のタイヤ等を取り付けたとき
・ 車高が極端に変化している場合(ノーズアップ、ノーズダウン等)
・ レーダーセンサー付近に市販の電装部品(字光式ナンバープレート、フォグ
ランプ、フェンダーポール、無線アンテナ等)やステッカーを張り付けたとき
・ レーダーセンサーの軸ズレが発生しているとき(再搭載、衝突等)
・ 複数台の車両が狭い間隔で連続で接近するとき
・ 高速で接近する車両
●
レーダーセンサーが検知しない可能性がある状況または対象物
・ 自車角度がついた場合等、後方付近から
の接近車両
・ 自車が旋回している場合
・ 浅い角度での駐車
294
4-5. 運転支援装置について
■
レーダーセンサーの取り扱いについて
→ P. 261
・ 障害物のためにセンサーが検知できな
い車両
・ 勾配の変化が激しい坂で後退している
とき
・ 旋回しながら車両が近づいてきた場合
295
4-5. 運転支援装置について
4
運転
ノーマルモード
燃費性能、静粛性、運動性能のバランスが良く、市街地を走行する場
合に適しています。
エコドライブモードまたはスポーツモード時にスイッチを押すと、ノーマルモード
にもどります。
エコドライブモード
スロットル特性を穏やかに設計することで、エコ運転中のドライバー
のアクセル操作をアシストします。またエアコン ( 暖房 / 冷房 ) の作
動を抑え、燃費の向上を意識した走行に適しています。
エコドライブモード以外のときにスイッチを押すとエコドライブモードに切りか
わり、エコドライブモード表示灯が点灯します。
スポーツモード
ハイブリッドシステムの制御により、アクセルレスポンスを向上させ、
力強い加速が可能です。また、ステアリングのフィーリングも変化し、
コーナーの多い道などで、きびきびした走りを楽しみたいときに適し
ています。
スポーツモード以外のときにスイッチを押すとスポーツモードに切りかわり、
SPORT 表示灯が点灯します。
ドライブモードセレクトスイッチ
走行・使用状況に合わせて次のモードを選択できます。
1
2
3
296
4-5. 運転支援装置について
■
エコドライブモード時のエアコン作動について
エコドライブモードは、暖房/冷房の作動や風量を抑制して、燃費向上を図って
います。空調の効きをより良くしたいときは、風量の調整またはエコドライブ
モードの解除をしてください。
■
AGC( オートグライドコントロール )
作動時は AGC 表示灯が点灯します。
●
次のような状態のとき、システムは作動しません。
・ ブレーキ操作時
・ シフトレバーが D 以外にあるとき
・ 車速が約 15km/h 以下のとき
・ 下り坂で加速したとき
・ PCS( プリクラッシュセーフティシステム ) が作動しているとき
・ ICS( インテリジェントクリアランスソナー ) が作動しているとき
・ レーダークルーズコントロール ( 全車速追従機能付き ) が作動しているとき
・ TRC または VSC が作動したとき
・ TRC または VSC が VSC OFF スイッチによって OFF になったとき
■
スポーツモードの自動解除
スポーツモードは、パワースイッチを OFF にするとノーマルモードにもどりま
す。
知識
●
AGC は電気モーターを制御することによ
り減速力を弱め、車両が惰性走行すること
で燃費を向上させるシステムです。
エコドライブモードでDレンジを選択して
走行しているとき、アクセルペダルがほぼ
離された状態で作動します。
297
4
運転
4-6. 運転のアドバイス
◆
エコドライブモードの利用
エコドライブモードを使用すると、通常にくらべてアクセルペダルの
踏み込みに対するトルクの発生がゆるやかになります。また、エアコ
ン(暖房/冷房)の作動を抑え、燃費向上につながります。
(→ P. 304)
◆
ハイブリッドシステムインジケーターの利用
メーター内のハイブリッドシステムインジケーターの針をエコエリア
の範囲に保つことで、環境に配慮した走行が可能です。(→ P. 85)
◆
シフトレバーの操作
信号待ちや渋滞のときなどは、シフトレバーを D にしましょう。また、
駐車するときは、シフトレバーを P にしましょう。シフトレバーを N
にしても、燃費向上の効果はありません。N では、ガソリンエンジン
が回転していても駆動用電池は充電されないため、エアコンなどを使
用していると駆動用電池の残量が低下します。
◆
アクセルペダル・ブレーキペダルの操作
●
急加速・急減速を控え、スムーズな運転を心がけましょう。ゆるや
かに加速・減速することで、より効果的に電気モーターを使用でき、
余分なガソリン消費を抑えることができます。
●
加速のくり返しは、駆動用電池の残量を低下させ、結果、燃費が悪
化するため控えましょう。走行中、アクセルペダルを少しもどすこ
とで駆動用電池の残量を回復させることができます。
◆
減速時のブレーキ操作
減速時は、早めに、ゆるやかなブレーキ操作を行いましょう。
減速時に発生する電気エネルギーをより多く回収することができま
す。
◆
渋滞
加速・減速のくり返しや、長い信号待ちは燃費を悪化させます。お出
かけ前に交通情報を確認するなどして、なるべく渋滞を回避するよう
にしましょう。また渋滞の際は、ブレーキペダルをゆるめて微前進し、
アクセルペダルをあまり踏まないようにしましょう。余分なガソリン
消費を抑えることができます。
ハイブリッド車運転のアドバイス
環境に配慮した経済的な運転のためには、次のことを心がけてください。
298
4-6. 運転のアドバイス
◆
高速道路での運転
速度を抑え、一定速度で走行しましょう。また、料金所手前では早め
にアクセルペダルをもどし、ゆるやかなブレーキ操作を行いましょう。
減速時に発生する電気エネルギーをより多く回収することができま
す。
◆
エアコンの ON / OFF
必要時以外はエアコンスイッチを OFF にしましょう。余分なガソリン
消費を抑えることができます。
夏季:外気温が高いときは、内気循環モードに設定しましょう。エア
コンへの負荷が減り燃費向上につながります。
冬季:ガソリンエンジン・車室内が暖まるまで、ガソリンエンジンが
自動停止しないので、燃料を消費します。また、過剰な暖房を避ける
と、燃費向上につながります。
◆
タイヤ空気圧の点検
タイヤ空気圧はこまめに点検しましょう。タイヤ空気圧が適切でない
と、燃費の悪化につながります。
また、冬用タイヤは転がり抵抗が大きいため、乾燥した路面では燃費
の悪化につながります。季節、道路状況に応じて適切なタイミングで
タイヤを交換しましょう。
◆
荷物
重い荷物が積まれていると、燃費が悪化します。不要な荷物は、積ん
だままにせずに降ろしましょう。また、大型ルーフキャリアの装着も
重い荷物と同様に燃費の悪化につながります。
◆
走行前の暖機運転
ガソリンエンジンが冷えているときは、ガソリンエンジンの始動/停
止を自動的に行いますので、暖機運転は必要ありません。
なお、短距離走行のくり返しは、暖機運転のためのガソリンエンジン
始動がひんぱんに行われることになりますので、燃費の悪化につなが
ります。
299
4-6. 運転のアドバイス
4
運転
●
次のものはそれぞれ外気温に適したものをお使いください。
・ エンジンオイル
・ 冷却水
・ ウォッシャー液
●
補機バッテリーの点検を受けてください。
●
冬用タイヤ(4 輪)やタイヤチェーン(前部タイヤ用)を使用してく
ださい。
タイヤは 4 輪とも指定サイズで同一銘柄のものを、タイヤチェーンは
タイヤサイズに合ったものを使用してください。
(タイヤについて:→ P. 369)
状況に応じて次のことを行ってください。
●
ドアやワイパーが凍結したときは無理に開けたり動かしたりせず、ぬ
るま湯をかけるなどして氷を溶かし、すぐに水分を十分に拭き取って
ください。
●
フロントウインドウガラス前の外気取り入れ口に雪が積もっていると
きは、エアコンのファンを正常に作動させるために、雪を取り除いて
ください。
●
外装ランプ・車両の屋根・タイヤの周辺やブレーキ装置に雪や氷が付
いているときは、取り除いてください。
●
乗車する前に靴底に付いた雪をよく落としてください。
ゆっくりスタートし、車間距離を十分にとって控えめな速度で走行して
ください。
寒冷時の運転
寒冷時に備えて、準備や点検など正しく処置していただいた上で適切に
運転してください。
冬を迎える前の準備
運転する前に
運転するとき
300
4-6. 運転のアドバイス
●
パーキングブレーキをかけると、ブレーキ装置が凍結して解除できな
くなるおそれがあります。パーキングブレーキはかけずに、シフトレ
バーを P に入れて駐車し、必ず輪止め
※1
をしてください。
輪止めをしないと、車が動き思わぬ事故につながるおそれがあり危険
です。
パーキングブレーキがオートモードのときは、シフトレバーを P に入
れたあとにパーキングブレーキを解除してください。(→ P. 191)
●
パーキングブレーキをかけずに駐車するときは、シフトレバーを P に
入れた状態でシフトレバーが動かないこと
※2
を確認してください。
※1
輪止めは、トヨタ販売店で購入することができます。
※2
ブレーキペダルを踏まないで P からシフトするときにロックがかかります。
シフトできる場合は、シフトロックシステムなどの故障が考えられます。ただ
ちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
X
16 インチ/ 17 インチタイヤ装着車
タイヤチェーンを取り付けるときは、正しいサイズのものを使用してく
ださい。
タイヤチェーンのサイズはタイヤサイズごとに定められています。
サイドチェーン:
線径:3mm
幅:10mm
長さ:30mm
クロスチェーン:
線径:4mm
幅:14mm
長さ:25mm
X
18 インチタイヤ装着車
18 インチタイヤはタイヤとボデーの隙聞が狭いため、タイヤチェーンを
装着できません。
駐車するとき
タイヤチェーンの選択
1
2
3
4
5
6
301
4-6. 運転のアドバイス
4
運転
■
タイヤチェーンについて
取り付け・取りはずし・取り扱い方法については次の指示に従ってください。
●
安全に作業できる場所で行う
●
前 2 輪に取り付ける
●
タイヤチェーンに付属の取扱説明書に従う
●
取り付け後 0.5 ∼ 1.0km 走行したら締め直しを行う
■
寒冷地用ワイパーブレードについて
●
降雪期に使用する寒冷地用ワイパーブレードは、雪が付着するのを防ぐために
金属部分をゴムで覆ってあります。トヨタ販売店で各車指定のブレードをお求
めください。
●
高速走行時は、通常のワイパーブレードよりガラスが拭き取りにくくなること
があります。その場合には速度を落としてください。
知識
警告
■
冬用タイヤ装着時の警告
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、車両のコントロールが不能となり、重大な傷害におよ
ぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
●
指定サイズのタイヤを使用する
●
空気圧を推奨値に調整する
●
装着する冬用タイヤの最高許容速度や制限速度をこえる速度で走行しない
●
冬用タイヤを装着する際は、必ず 4 輪とも装着する
302
4-6. 運転のアドバイス
警告
■
タイヤチェーン装着時の警告
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、安全に車を運転することができずに、思わぬ事故につ
ながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
●
装着したチェーンに定められた制限速度、もしくは 30 km/h のどちらか低い
方をこえる速度で走行しない
●
路面の凹凸や穴を避ける
●
急加速・急ハンドル・急ブレーキやシフト操作による急激なエンジンブレーキ
の使用は避ける
●
カーブの入り口手前で十分減速して、車のコントロールを失うのを防ぐ
●
LDA(レーンディパーチャーアラート[ステアリング制御機能付き])を使用
しない
注意
■
タイヤチェーンの使用について
トヨタ純正タイヤチェーンのご使用をおすすめします。
トヨタ純正品以外のタイヤチェーンの中には、使用すると、車体にあたり、走
行のさまたげとなるおそれがあるものもあります。
詳しくはトヨタ販売店にご相談ください。
■
タイヤを修理・交換するとき
トヨタ販売店へご依頼ください。
タイヤの取り付け・取りはずしはタイヤ空気圧バルブ/送信機の作動に影響し
ます。(タイヤについての詳しい説明は P. 369 を参照してください)
■
タイヤチェーンの装着
タイヤチェーンを装着すると、タイヤ空気圧バルブ/送信機が正しく作動しな
いおそれがあります。
■
フロントウインドウガラスに付いた氷を除去するとき
たたいて割らないでください。
フロントウインドウガラスの内側(車内側)が割れるおそれがあります。
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